2025年度「国際会議誘致・開催貢献賞」の受賞会議が決定
日本政府観光局(JNTO)は、毎年、国際会議の誘致や開催において際立った取り組みを行った会議に対して「国際会議誘致・開催貢献賞」を授与しています。2025年度の受賞者が決定したことを受け、総計13件の特筆すべき国際会議が選出され、その中には市民参加や地域協力を重視したユニークな取り組みが評価されました。
受賞概要
受賞対象は、「国際会議誘致の部」から4件、「国際会議開催の部(大規模会議部門)」から4件、さらに「国際会議開催の部(中小規模会議部門)」から5件です。特に評価されたのは、市民や子どもたちが地域を案内するツアーや、地元企業と協力して開発したヴィーガンメニュー、会場周囲の歓迎バナー掲示など、地域との強い連携を示す取り組みです。
今後の展望
新たに「国際会議誘致・開催貢献賞」のロゴと英語名称「Japan Conference Excellence Awards」が決定され、今後の認知度向上に活用される見込みです。表彰式は2026年2月12日に東京都内で行われる予定で、会場は東京国際フォーラムにて、メディアの取材も受け付けています。
地域貢献の実例
今回選出された会議では、離島へのスタディツアーや瀬戸内海の島でのレセプション、地域のスタートアップ企業への訪問など、新たな地域の魅力を発信し、参加者たちとの交流が深められています。特に、地域大学との連携による先端技術の社会実装の視察や、中高生向けのロボット工学ツアー、若い世代の学会ポスター発表など、次世代育成に向けた取り組みも顕著です。
受賞会議の詳細
【国際会議誘致の部】
- - 第23回アジア・オセアニア地球科学学会年会(福岡、2026年)
- - 第21回国際小児腎臓学会(京都、2027年)
- - IEEE音響・音声・信号処理に関する国際会議(東京、2028年)
- - 第26回世界哲学会議(東京、2028年)
【国際会議開催の部(大規模会議部門)】
- - IEEEロボット工学とオートメーションに関する国際会議(神奈川、2024年)
- - 第27回国際昆虫学会議(京都、2024年)
- - 第8回保健システム研究グローバルシンポジウム(長崎、2024年)
- - 世界理学療法連盟学会(東京、2025年)
【国際会議開催の部(中小規模会議部門)】
- - 第18回アジア太平洋ギフテッド教育研究大会(香川、2024年)
- - IGLTA 2024 大阪総会(大阪、2024年)
- - 第20回世界バラ会議福山大会(広島、2025年)
- - ISO TC37 年次総会(香川、2025年)
- - 第16回国際クマムシ学会(山形、2025年)
賞の意義
この「国際会議誘致・開催貢献賞」は、国際会議開催が地域へ与える影響が大きいことを示しています。外国からの参加者が訪れることで、地域への経済的恩恵がもたらされるだけでなく、地元の産業と学会の連携により地域の活性化が促進されます。また、本賞は優れた企画力や地域貢献をアピールし、他の主催者や一般の方々に国際会議誘致の重要性を理解してもらうための足がかりとなるのです。
今後も、国際会議の誘致と開催に関する取り組みが進められ、多くの人々に地域の魅力が伝えられることが期待されます。