北星学園大学が「フェアトレード大学」として更新認定
一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)は、北星学園大学と北星学園大学短期大学部をフェアトレード大学に更新認定しました。この認定は、両校が2005年に設立された「北星フェアトレード」という学生団体を中心に、地域貢献とフェアトレードの理念推進に取り組んできた結果です。
フェアトレード大学とは?
「フェアトレード大学」は、フェアトレードの理念を支持し、関連する活動に継続的に取り組む大学を認定する仕組みです。イギリスなどの基準を参照し、日本独自の基準に基づいています。世界では、オックスフォードブルックス大学が初めて認定を受け、その後、草の根の活動を通じて268大学がこの認定を取得しています。日本では、2014年に制度が創設され、フェアトレードの認知度を高める活動が進められてきました。
北星学園大学の取り組み
北星学園大学では、出前授業やフェアトレードフェスタの企画運営、地域企業との委託販売、さらには高等学校での教育活動等を通じて、フェアトレードの普及に努めています。特に、地元企業との協定により、意義のある商品を学生が販売する取り組みは、全国的にも注目されています。また、札幌学院大学との協力による「あつべつフェアトレードまつり」の開催は、地域と連携し、フェアトレードの大切さを広める有意義な試みです。
この認定に対する学長の中村和彦氏は、活動を通じて実現してきた成果を誇りに思っており、「フェアであること」「公正さ」が今後の社会で重要な要素になると強調しています。学生と教職員の協力によって成し遂げてきた成果をこれからも活用したいとの意向があります。
フェアトレードの理念
フェアトレードとは、生産者がより良い貿易条件で取引できるようにし、持続可能な開発に寄与する考え方です。FTFJは、全ての人が人間らしい生活を送れるように、経済的・社会的に弱い立場の人々を支援する役割を果たしています。
更新認定の意義
この更新認定が学生にとって心に残る経験となり、彼らが将来、フェアトレードの価値を理解し、広める存在になっていくことが期待されます。FTFJと北星学園大学は、今後も共にフェアトレード運動を進めていくとしています。
今後の展望
今後も北星学園大学は地域社会と連携し、持続可能な発展を目指して活動を続けていきます。フェアトレードの理念が広まり、より多くの人々に理解される環境を整えることが、両校の重要なミッションです。教育機関としての責任を果たし、社会的貢献を続ける姿勢が一層求められることでしょう。