外国籍人材支援の新たな取り組み「Global one team Award」応募スタート

外国籍人材の新たなロールモデルを育てる

日本では2030年までに644万人の人材不足が予想されており、外国籍人材の雇用が今後ますます重要になるでしょう。この新たな流れの中で、外国籍人材の活躍を称え、企業と行政書士の取り組みを広く紹介する「Global one team Award」が始まります。この賞は、外国籍人材の持つ力を活かし、共生社会を築くための重要なステップとして注目されています。

外国籍人材の雇用の現状

過去10年で、外国籍人材を雇用する事業所の数が2.5倍に増加したことを見ても、その必要性が如実に現れています。外国籍の優秀な人材が日本の様々な現場で活躍している一方で、「技能実習制度」等の課題も浮き彫りになり、国際的にもその動向が注目されています。そこで、外国籍人材と企業や市民が共に成長する未来を目指し、この賞が策定されたのです。

Global one team Awardの目的

このアワードは、外国籍人材の活躍を支える企業や行政書士にスポットライトを当てることで、ロールモデルとなることを目指しています。参加資格は、外国籍人材を雇用する企業や団体、あるいは入管業務を取り扱う行政書士事務所で、ジャンルや規模は問われません。たくさんの応募を期待しています。

応募概要

- 応募受付期間: 2020年9月24日〜11月13日
- ファイナリストプレゼン大会: 12月2日
- 応募資格: 外国籍の人材を雇用する企業団体や、入管業務を行う行政書士事務所
- 公式ウェブサイト: Global one team Award

イベント観覧のご案内

このアワードにおけるファイナリストプレゼン大会は、オンラインで開催され、どなたでも参加可能です。外国籍人材として日本での就職を考えている方々や、共生社会に興味がある方々には特にお勧めです。プレゼンテーションの他、専門家による講演も行われ、参加者全員にイベントの限定リーフレットが提供されます。

参加申込は、次のリンクから行えます：イベント観覧申し込み

各部門の詳細

このアワードには、いくつかの部門が用意されており、総合部門、特別部門、オーディエンス賞、one team IL賞などが存在します。特に注目したいのが、「総合部門」では最優秀賞1社、優秀賞5社が選出され、アワード認定バッジが授与されるという制度です。

また、受賞に至らなかった企業や団体も、無料でイベントリーフレットに掲載されるため、多くの方の取り組みを知ってもらう良い機会となるでしょう。