AIが映像制作をサポートする「Wondershare UniConverter V17」
2025年10月26日、株式会社ワンダーシェアーソフトウェアは、動画変換や圧縮、補正、録画の機能を統合したオールインワンソフト「Wondershare UniConverter」の最新バージョン「V17」を発売しました。この新しいソフトウェアは、映像制作の各過程をよりスムーズに、かつ直感的に行えることを目的として進化しました。
最新機能の概要
「Wondershare UniConverter V17」では、AI動画補正や字幕生成、動画圧縮など、全11機能が強化されました。これにより、クリエイティブな作業が一層支援されることとなります。特に目を引くのは新しいUIデザインとAIツールタブの導入で、ユーザビリティが大幅に向上しています。
動画変換の革新
動画変換においては、より高い互換性が実現されています。AIスマートフォーマット推奨機能は、自動で最適な出力設定を選択し、ProRes変換の速度は従来よりも最大200%向上しました。また、Live Photoへの変換や、最大24bit/192kHzのハイレゾオーディオ変換にも対応しており、スタジオ品質のサウンドを再現できます。加えて、新たにFFV1やAMVといったフォーマットも追加され、幅広いニーズに応えています。
高画質の動画圧縮
動画圧縮に関しても改良が施されました。「品質優先」モードを用いれば、AV1コーデックを利用してファイルサイズを最大90%まで削減し、画質を保ちます。この機能は、特にストレージの制約があるユーザーには嬉しいニュースです。
強強力なAIによる動画補正
UniConverter V17では新しくドラッグ操作でプレビューできる前後比較モードが追加され、高度なAI修復モデルによって、古い映像や写真の傷や色褪せを補正できます。色付けアルゴリズムも刷新され、より自然な色合いを再現し、顔やアニメに特化したAIモデルにより精密な輪郭と豊かな質感を実現しています。
画面録画と字幕編集の進化
画面録画機能は4K録画に対応し、マウスハイライトやカメラミラーリングなどの機能を搭載。さらに、AI翻訳を用いて自然なバイリンガル字幕を自動生成できるなど、字幕編集の機能も充実しました。検索や結合、クイック編集ショートカットも強化され、使い勝手が向上しています。
スマート要約と音声文字起こし
AIによって動画を自動で文字起こし・要約するスマート要約機能や、話者分離による一括文字起こしに対応した音声文字起こし機能も注目のポイントです。複数言語が混在する場合でも、自動的に言語を識別することが可能で、生成されたテキストは字幕エディタとの連携もスムーズです。
透かし除去機能の改善
透かし(ウォーターマーク)の除去機能も改良され、高速かつ精密に処理が行えるようになりました。この機能により、ユーザーはよりクリーンな映像素材を手に入れることができます。
まとめ
「Wondershare UniConverter V17」は、映像制作の様々なニーズに応える次世代ツールとして進化しています。AI機能が強化されたことで、これまで以上に直感的で効率的な映像制作が可能になりました。映像制作に関心のある方は、ぜひこの機会に新しいバージョンを体験してみてはいかがでしょうか。
【製品情報】