株式会社ウィルグループは、「個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ」をミッションに掲げ、社員のWell-being向上に取り組んでいます。2019年から、役員を含めた総合職社員1,000人以上を対象に、幸福度診断「Well-Being Circle」を年2回実施しています。
2024年7月実施の結果、社員のWell-beingスコアの低下者率は30.1%と、前回調査から減少しました。しかし、グループ全体のWell-beingスコアは、前回調査から0.1ポイントの微減となりました。
スコアの内訳では、「収入力」「財産力」「マイペース力」などが改善された一方で、「利他力」「成長意欲」「コミュニケーション能力」が低下したことが明らかになりました。
これらの結果を受け、ウィルグループでは、社員一人ひとりのWell-being状態の変化と全体的な傾向の関係性をさらに詳しく分析し、より効果的な施策を立案していく予定です。特に、他の項目に影響力の大きい「利他力」や働きがいにも関わる「成長意欲」などは、相互理解向上のための対話会や、新たなポジションに挑戦しやすい制度などを継続強化することで高めていく方針です。
同社は、今後も社員一人ひとりが働きがいを感じ、職場での人間関係に満足し、最大限のパフォーマンスを発揮できる状態を目指し、Well-being向上に取り組んでいくとしています。
同社が実施するWell-beingサーベイは、慶応大学前野教授と株式会社はぴテックのCEO太田雄介氏によって開発された「Well-Being Circle」を使用しています。同社のWell-beingスコアは、全体的に一般平均よりも高い水準にあるとされています。特に、「職場の幸せ力」は高いスコアを維持しており、同社では、この「職場の幸せ力」と社員のパフォーマンスが共に高い状態を「強いチーム」と定義し、双方を高める施策を増やしていくとしています。
ウィルグループは、人材サービス事業を国内外で展開する企業です。セールス分野、コールセンター分野、ファクトリー分野、介護分野、建設分野など、カテゴリー特化型の人材サービスを提供しています。