特別支援学校教員向け金融教育セミナーの開催報告

2024年8月8日、神奈川県の特別支援学校の教員を対象とした「金融教育セミナー」が実施されました。この取り組みは、株式会社ブロードマインドが、日本全国で行っている金融教育セミナーの一環です。

セミナーの背景

日本では、金融経済教育が急務とされており、日本証券業協会が行った調査によれば、教員の約90％がその必要性を認識しています。しかし、実際に金融教育を実施する教師の中では、専門知識の不足や授業内容の難解さから、実施に難しさを感じている人も多いのが実情です。また、消費者庁によると、障がい者の消費生活にかかわる相談件数は年々増加しており、金融教育を必要とする機会が増えています。

これらの背景を受けて、教員の金融リテラシー向上を図るため、本セミナーが開かれました。セミナーでは、将来の金融トラブルに対する意識を高めるとともに、教員自身が金融知識を深めることを目的としています。

セミナーの内容

セミナーでは以下の主要なトピックが取り上げられました：

- SNSを用いた投資詐欺の具体例
- 正しい貯蓄方法
- 将来に向けた金利の影響
- キャッシュレス決済の利用法
- 高金利ローンの危険性
- 高校での資産形成教育の重要性

参加した教員からは、多くのポジティブなフィードバックが寄せられました。「今回のセミナーではお金について基礎から学ぶことができ、授業に活かせる情報を得ることができた」との声がありました。また、専門的な内容に対しても「わかりやすかった」と評価され、教員としての指導に役立てる意向が表明されました。

参加者の具体的な感想

参加者の感想の中には、「普段は扱わないお金の話を知ることができ、非常に有意義だった」「基礎知識を習得し、今後の授業に活用したい」といった意見が多くありました。また、「障害に限定した内容ではなかったが、基本的な金融知識を得られたことが良かった」との声も聞かれました。

今後の展望

ブロードマインドでは、今後も小中高生や社会人向けの金融教育を推進し、金融リテラシーの向上に貢献していく所存です。特別支援学校の教員向けに特化したセミナーも引き続き行い、学校現場での今後の指導に役立てることが期待されています。

株式会社ブロードマインドについて

株式会社ブロードマインドは、保険や証券、住宅ローンなどの金融サービスを提供しており、金融教育を通じて人々のライフプラン実現をサポートしています。「金融の力を解き放つ」という理念のもと、年間100件以上のセミナーを開催している企業です。

今後も多様な金融サービスを展開し、より多くの人々にとって利用しやすい環境を整えていく予定です。