新たなアプリマーケティングプラットフォーム『adbrix』ついに登場
韓国の株式会社アイジーエイワークスが、東京国際フォーラムで開催される「ad:tech Tokyo 2015」にて、注目のアプリ分析・広告・運用のワンストッププラットフォーム『adbrix』を発表します。本サービスは、アプリ開発者や広告主にとって必須となる機能を一体化して提供し、これまでの広告運用の複雑さを解消することを目指しています。
アイジーエイワークスについて
2006年に設立されたアイジーエイワークスは、アプリ関連の多様なソリューションを手がけ、NHNやNexonなどの大手デベロッパーをクライアントに持つ企業です。これまでに9000以上のアプリが同社のサービスを活用しており、モバイル広告の効果測定やアプリ分析、運営、収益化支援などを行っています。
『adbrix』の機能
新サービスである『adbrix』は、アプリのマーケティングをよりシンプルかつ効果的にするために設計されています。「集計」「分析」「広告」「運用」まですべてを一つのプラットフォームで行えるこのシステムは、ユーザーが要望に応じたターゲティング広告を展開できる強力なツールとなります。
主要機能
- - 一つのSDKを導入するだけで、広告トラッキングとデータ分析が可能。
- - 集合したデータに基づいて、オーディエンスターゲティングができる「Trading Works」や、アプリ運用をサポートする「Live Operation」を同時に使用可能。
- - ユーザー別の最適な広告を、手間をかけずに提供。
例えば、あるゲームが大規模アップデートを行う際には、『adbrix』で収集したデータを基に「課金額の高いユーザー」をリターゲティングすることが可能です。同時に「リテンションは高いが課金をしていないユーザー」に初回特典をプッシュ通知することで、収益の最大化につなげることができます。
マーケティングの課題とは?
近年、アプリのライフサイクルを延ばし効果的なプロモーションを行うための「ターゲティング広告」が重要視されています。しかし、それを実現するには多くの手間が必要でした。元々、各媒体に合わせたデータの編集が不可欠で、広告運用のたびにデータをダウンロードし更新する必要がありました。これにより、運用効率が著しく低下していました。
『adbrix』の解決策
アイジーエイワークスは、データをまとめて一元管理することで、これらの課題を克服する新たなシステム「adbrix」を構築しました。これによって、広告の実施にかかる時間とコストを大幅に削減しながら、最大の広告効果を引き出すことができます。
アイジーエイワークスの代表取締役であるKuk-seong Ma氏は次のように述べています。「『adbrix』はアプリの広告運用における様々な課題を解決し、マーケティングのプロセスをより迅速かつシンプルにすることができると信じています。」
公開予定
『adbrix』は、2015年12月1日より東京国際フォーラムで行われる「ad:tech Tokyo 2015」で公式に公開されます。詳細は、同イベント内のアイジーエイワークスブースや公式ホームページ(
igaWorks.com )で確認できます。
終わりに
新たなアプリマーケティング戦略として期待される『adbrix』。今後の動向から目が離せません。アプリ業界の変革が待ち望まれる中、アイジーエイワークスはさらなる進化を遂げていくことでしょう。