絶対に楽しいひらがな学習本登場
株式会社高橋書店が新たに発表した『じゅもんでおぼえるひらがなブック』は、2025年11月28日に全国で発売される。著者は幼児教育家の立石美津子氏が見守ったもと、イラストはチャンキー松本が手がけている。この本は、幼児が楽しくひらがなを読み書きできるようになるための新しいアプローチを提案している。
ひらがな学習の悩みに寄り添った一冊
「小学校に入る前に子どもにひらがなを覚えさせたい」とは思いつつも、ドリル形式の勉強法に子どもが飽きてしまったり、自信を失ってしまうこともある。本書は、こうした悩みを解消するために作られた。特に、ひらがなを学ぶ過程で「書くことが苦手」と感じる子どもに焦点を当て、楽しさを提供することで、ポジティブな体験へと変えていく。
ここでは「じゅもん」を使った3つのステップを採用しており、これにより自然とひらがなが身につく仕組みが整っている。
1.
じゅもんを唱えながら指でなぞる
子どもはまず、楽しい呪文を唱えながら、自分の指でひらがなをなぞることからスタートする。
2.
じゅもんを唱えながらえんぴつで書く
次に、実際に鉛筆を持ってひらがなを書く段階に進む。このステップもじゅもんを一緒に唱えることで、リズム感を養いながら楽しく書ける。
3.
言葉とイラストでひらがなをインプット
クスっと笑えるイラストと単語で視覚的にも学習を進めることができ、記憶を助ける。
幼児教育のプロが提案する新しいメソッド
著者の立石美津子先生は、これまで1万人以上の子どもたちにひらがなを教えてきた実績を有する。彼女は、教育現場での経験を生かし、子どもたちが自然と楽しくひらがなを身につけられる方法を熟考し、本書にまとめた。例えば、えんぴつの持ち方や正しい姿勢など、ひらがな学習を始める前の基本的な知識も掲載されているため、保護者にも大変便利だ。
また、本書では立石先生の特別なひらがな学習メソッドが詰まった50音表も掲載され、見開きページで、子どもたちが笑いながら覚えられる“じゅもん”を該当しっかりと視覚で確認できる。
本書の内容
本書の目次も魅力的で、以下のような内容が含まれている:
- - この本のつかいかた
- - 鉛筆のもちかたとよい姿勢
- - よく出てくる呪文の練習
- - ひらがな練習
- - 復習練習
- - ひらがな50音表
『じゅもんでおぼえるひらがなブック』は、ひらがなを学ぶ全ての子どもたちにとって、未知の扉を開ける一冊となるだろう。価格は1,320円(税込)、112ページのボリュームで、B5サイズに仕上げられている。ISBNは978-4-471-10492-4で、全国の書店やオンラインストアにて購入可能。
この本を手に取ることで、子どもたちは楽しさを感じながら、自然とひらがなをマスターしていくことが期待される。