教育支援の祭典
2015-03-31 13:53:35
全世界で教育の重要性を再認識!「世界一大きな授業」が開催されます
世界一大きな授業とは?
「世界一大きな授業」は、全世界で同時に教育の重要性を学び、考えるためのグローバル・キャンペーンです。このイベントは、2003年に始まり、現在まで続いています。目標は「すべての子どもに教育を」というもので、教育の現状を理解し、変革を求める声を国際社会に届けることを目的としています。
教育の現状
今日、5720万人の子どもたちが小学校に通えず、世界中には781万人の大人が文字の読み書きができないという現実があります。こうした状況の背後には、紛争や貧困、差別問題が横たわっています。国際社会は2000年に「万人のための教育」目標を定め、その達成を2015年までに約束しましたが、依然として目標は達成されていません。
教育支援活動を具体化する
「世界一大きな授業」では、参加者たちが自ら行動を起こします。具体的には、教育大臣に直接呼びかける集会や、学校に通えない子どもたちの状況をアピールする活動が行われます。また、教育支援を拡充するためのメッセージが国会議員館前に展示されることもあります。日本では、このような活動が県や市単位で行われており、参加者から集めたメッセージが日本政府に届けられています。
教材を通じた学び
日本での「世界一大きな授業」では、小学校高学年から大人を対象にした多様な教材が用意されています。教材には、教育を受けられない状況を疑似体験できるアクティビティや、ロールプレイングを通じて教育の重要性を伝える内容が含まれています。ノーベル平和賞受賞者であるマララ・ユスフザイさんのスピーチも教材の一部として使われ、参加者は教育支援の必要性をより深く理解することができます。
参加方法
「世界一大きな授業」への参加は非常に簡単です。小中高校生や大学生はもちろん、家族単位での参加も可能です。事前にオンラインで申し込みを行い、教材をダウンロードして授業を準備します。授業は自分たちのペースで自由に実施でき、期間は2015年4月26日から5月31日まで設定されています。
参加における流れ
参加希望者は、まずウェブサイトから申し込みを行い、自動送信のメールに記載されたURLから教材をダウンロードします。その後、期間中に授業を実施し、実施報告フォームを提出します。参加者は、授業を受けた後、教育支援の拡充を求めるメッセージを作成し、政府に届けることもできます。
まとめ
「世界一大きな授業」は、教育の未来を考える大切な機会です。参加することで、世界中の子どもたちの教育の権利を擁護し、次世代の教育支援に貢献する一歩を踏み出しましょう。このイベントを通じて、教育の重要性について深く考え、行動を起こすきっかけとしましょう。
会社情報
- 会社名
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公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
- 住所
- 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22サンタワーズセンタービル10階・11階
- 電話番号
-
03-5481-6100