高校生支援プロジェクト
2023-03-28 09:36:35
キャリアドリームを叶えたい!高校生の未来支援プロジェクト始動
高校生の未来を支えるキャリア基盤の強化
2021年11月に設立されたキャリアbaseは、通信制高校に在籍する生徒に向けて、キャリア教育と個別就労支援を行うNPOです。これまでに1万人以上の高校生や教職員に対し支援を行い、年間70名以上の生徒に対しても個別の支援を提供してきました。しかし、彼らの支援の中で目についた問題は、18歳で「自分の未来を諦めてしまう」子どもたちの存在です。
このような現象は、さまざまな背景によって引き起こされます。中には発達障害や自閉症といったハンディキャップを抱えながらも頑張っている生徒、家庭の事情で負担を抱えなければならないヤングケアラー、外国籍で日本語が流暢でない生徒、さらには18歳を迎えた際に住む場所を失ってしまう施設育ちの子どもたちもいます。このような特殊な状況において、従来の人材ビジネスでは彼らに十分なサポートを提供することが難しいのが現実です。
社会的孤立を防ぐ必要性
調査によると、通信制高校の約3割にあたる9万人近い生徒が進路未決定のまま卒業しています。これは、学校への通学が限られ、居住地も広範にわたるため、学校や友人との関係が構築しにくくなっていることが一因です。その結果、彼らは社会的に孤立し、進路の選択肢が限られるという厳しい状況に直面しています。
キャリアbaseはこの問題に対処するため、今回新たなクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。目標金額は300万円です。この資金を通じて、現在の70名の支援に加え、約30名の学生に対して個別伴走型のキャリア支援を届け、合計で100名の高校生をサポートする体制を整えたいと考えています。
事務局長のメッセージ
キャリアbaseの事務局長である福本真実は、「家庭や学校以外に相談できる大人の存在が、子どもたちの生きる力を高める」と強調します。彼女はこうした支援活動を通し、子どもたちが自ら未来を切り開いていく姿を見ることができる喜びを語ります。子どもたちが孤立せず、社会とのつながりを持ち、安心して成長できる環境を創っていくため、皆様のご支援が不可欠です。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトのタイトルは「困難を抱える高校生へ | 社会的孤立をキャリア支援を通じて防ぎたい」で、支援の募集期間は2023年3月28日から4月28日までの32日間です。クラウドファンディングの形式は「All or Nothing」で、目標金額に到達しなければ支援金は受け取れません。支援金は個別支援に使用され、多様なリターンがあります。例えば、3,000円以上の支援者にはオンライン報告会への招待やキャリアカウンセリング受講権などが用意されています。
結び
高等教育の未決定と社会的孤立を防ぐためのこの取り組みが、多くの高校生の未来を切り開く一助となることを願っています。私たちと一緒に、子どもたちが明るい未来を描けるよう、力を合わせてサポートしていきましょう。
会社情報
- 会社名
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NPO法人キャリアbase
- 住所
- 千葉県柏市松葉町2-15-13
- 電話番号
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