救急救命士に向けた効果的な就業前研修会が開催
2025年4月26日(土)、医療機関に勤務する救急救命士を対象とした「第4回 医療機関に勤務する救急救命士のための就業前研修会」が開催されます。本研修は一般社団法人民間救命士統括体制認定機構の主催で、運営を日本病院救急救命士ネットワークが行い、日本救急救命士会は協力団体として参加します。
研修会の目的
この研修会の目的は、救急救命士法第44条3項に基づき、救急救命士が医療機関内で適切に救急救命処置を実施できるための知識とスキルを向上させることです。厚生労働省が定める規則に従い、特に医療機関における具体的な救急救命処置に関する学びを提供します。
研修内容
当日行われる講習会では、以下のような内容が予定されています:
- - 救急救命士法施行規則第24条に基づく救急救命士の業務範囲
- - 医療機関内での救急救命処置に必要な具体的手法
- - 救命士が知っておくべき病院の役割とチーム医療について
この研修は、医療の現場での実践的な知識を重点的に取り入れており、参加者が即戦力として活躍できるような内容となっています。
参加方法
参加を希望される方は、日本病院救急救命士ネットワークの事務局(
[email protected])まで問い合わせていただければ、詳細情報を受け取ることができます。また、研修会の公式HPでも最新情報を随時更新しています。
公式HP
日本救急救命士会について
日本救急救命士会は、救急救命士の職能向上と救急医療の質の改善を目的として設立された団体です。特に、近年の高齢化や医療需給の拡大に対応するために、救急救命士の活動範囲を広げつつ、その専門性を高める必要があります。
設立背景と社会的役割
平成3年の救急救命士法制定以来、環境が変化する中で救急救命士が果たすべき役割は増大しています。特に、令和3年の法改正では、救急救命士の業務が医療機関内にも広がり、ますます重要な存在となりました。これに伴い、質の高い教育を受けた救急救命士の育成が急務となっています。
会員募集
また、日本救急救命士会では正会員や賛助会員の募集も行っています。詳細は公式サイトをご覧ください。ここには、救急医療の進歩に興味を持つ方々のご参加をお待ちしています。
入会案内
本研修会は、救急救命士が必要なスキルと知識を身に付け、今後の医療現場における活躍につながる貴重な機会です。ぜひ参加をご検討ください!