冷凍食品の動向
2026-04-16 13:23:20
冷凍食品の2023年生産・消費状況、過去最高の更新報告
2023年、令和7年の冷凍食品に関する生産および消費に関する調査結果が発表され、日本冷凍食品協会の会長、藤江太郎氏がその概要を示しました。これによると、国内の冷凍食品の生産量は前年比で2.4%の増加を記録し、出荷額は6.4%増の8,577億円と過去最高値を更新しました。
冷凍食品の需要は、家庭用と業務用の両方で増加傾向が見られ、特に業務用の数量は家庭用を上回っていることが観察されました。家庭用の冷凍食品も数量、金額とも増えており、6年連続で家庭用が業務用を上回ったという結果となっています。
詳しい数字を見ていくと、国内生産は数量が1,574千トンで前年比102.4%、金額は8,577億円で106.4%の増加を示しています。また、家庭用は760千トン(数量、前年対比102.8%)、金額は4,458億円(108.6%)増加しました。
一方、業務用でも数量814千トン(101.9%)、金額4,119億円(103.1%)が記録され、家庭用・業務用ともに堅調な成長が見られます。数量の比較では、3年連続で業務用が家庭用を上回る結果となったが、金額では6年連続で家庭用が優位に立っています。
品目別では、冷凍食品の大部分を占める調理食品が増加し、全体の約9割を占めています。特に、1位はうどん、次いでコロッケ、ギョウザ、炒飯、中華めんの順で上位5品目は前年と同順位を維持しています。特に注目したいのは、カツ(117.0%)、ピラフ類(116.7%)、ギョウザ(113.0%)の生産量が前年比で著しく成長している点です。
また、令和7年度から新たに公表された品目「ワンプレート」は、生産量20千トン、135億円の生産額を記録しました。
さらに、国内消費量も大きな伸びを見せています。消費量は3.6%増の300万トンを超え、1人当たりの年間消費量も1.0kg増加し24.6kgと過去最高を達成しました。冷凍野菜の輸入量も増加傾向にあり、1,225千トンの輸入が記録され、輸入額も3,343億円に達しました。この結果も過去最高を更新しています。
これらの数字から、冷凍食品市場は全体として好調な推移を見せており、今後も成長が期待される状況です。だたし、市場の動向や消費者のニーズには注意が必要で、冷凍食品業界のさらなる発展には柔軟な対応が求められています。
会社情報
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日本冷凍食品協会
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