トレードワークスの新戦略
2025-05-26 16:21:12

トレードワークスがミンカブWeb3ウォレットを完全子会社化し合併へ

トレードワークスの発表内容



株式会社トレードワークス(東京・港区、代表取締役社長 齋藤 正勝)は、2025年5月26日に開催予定の取締役会において、同社の完全子会社として株式会社ミンカブWeb3ウォレット(以下、MW3W)の全株式を取得し、さらには吸収合併を行うことを決議した。MW3Wは、Web3分野において先進的なウォレット技術とブロックチェーンの提供を行っており、その実績を受けてトレードワークスはこの統合を進める。

株式取得と合併の背後にある理由



なぜトレードワークスがMW3Wを子会社化し合併を進めるのか。それはMW3Wが提供する「Web3ウォレット基盤のホワイトラベル提供」や「ID連携ソリューション」、「NFTインフラAPI」といった技術資産が、トレードワークスの既存のWeb3プロダクト群に大いに貢献するからだ。事業シナジーを生むことで、より強固なWeb3スタックの構築が可能になると考えられている。

特に、トレードワークスはNFT・ブロックチェーンを基盤とした広告配信プラットフォーム「toku-chain」やファンダム支援アプリ「STAN」の開発を行っており、MW3Wとの統合でこれらのプロダクト群の拡張性や信頼性を高めることが期待される。

統合後の戦略



MW3Wの技術的知見や開発力は、トレードワークスの事業本部に取り込まれ、新たな「エンタープライズチェーン」構築を目指す。具体的には、以下のような施策が計画されている:

1. Web3アーキテクチャの統合:MW3Wのウォレット設計をトレードワークスのスタック内に統合し、ID管理やアクセス制御の機能を強化する。
2. スキルユーザーの貢献を可視化:NFTを用いた貢献度の認証基盤を整備し、透明性のある資源の分配を可能にする。
3. 福利厚生トークンの導入:企業向けの特典型トークンを導入し、従業員や株主へのインセンティブを強化する。

これにより、トレードワークスは、さまざまな業種への展開スピードを大幅に高め、より多くのユーザーに革新的な体験を提供することを目指す。

株式取得の詳細



株式取得は、トレードワークスがMW3Wを解散し、その事業体制を吸収しながら進める。当社は、MW3Wの株式を株式会社ミンカブソリューションサービシーズおよびTHXLab株式会社から取得する。MW3Wは2022年に設立された企業で、NFTマーケットプレイスやアクティビティ証明等の事業を展開し、近年急成長を遂げている。

特に、MW3Wの保有する技術資産は、トレードワークスのWeb3ビジネスの基盤となり、両社の連携による新たなビジネスコラボレーションも期待される。

今後の展望



トレードワークスとMW3Wの統合は、Web3の思想が急速に高まる中での重要な一歩と位置付けられている。今後は、正式な合併手続きとともに、2025年12月期の通期連結業績に与える影響を精査し、新たな経済活動の拡大を進めていく予定だ。

本件に関する詳細な情報は、トレードワークスの経営企画部門へお問い合わせを。企業が成長するべく新たなステージへと歩みを進めるこの動きに、注目が集まる。

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【連絡先】
株式会社トレードワークス経営企画
荻須 郁代
Email:[email protected]
TEL:03-6230-8900


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会社情報

会社名
株式会社トレードワークス
住所
東京都港区赤坂5丁目2番20号赤坂パークビル10F
電話番号
03-6230-8900

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