エバーブルーテクノロジーズ、除雪ドローンのレンタルサービスを発表
エバーブルーテクノロジーズ株式会社は、2025年10月より、小型の無人除雪機「除雪ドローン」を含むUGV(無人地上車両)商品のレンタルを西尾レントオール株式会社と連携して開始することを発表しました。これにより、全国各地に迅速かつ手軽に製品を提供する体制が整備され、特に雪国地域や農業、建設業界での利用が期待されています。
背景と課題・取り組みの意義
日本では豪雪地域での除雪作業や、農業・工事現場において、高齢化や人手不足が深刻な問題となっています。加えて、作業中の事故リスクも増加しており、これらの課題を解決するためにエバーブルーテクノロジーズが開発したUGVが注目されています。
「除雪ドローン」は遠隔操作が可能なため、安全に作業を行うことができ、冬季の厳しい環境でも活躍します。この技術は、作業負担を軽減し、労働環境を改善する効果が期待されます。また、雪が降り続く時期でも、作業を効率的に行えるため、企業や自治体にとって非常に価値のある選択肢となるでしょう。
今後の展望
今回のレンタル開始は、初期投資のハードルを低くし、より多くの現場がUGVを導入する機会を提供します。運用データやフィードバックを反映しながら、追加の機能強化や製品改良を進めることで、さらなる用途の拡大を目指します。この取り組みは、除雪作業だけでなく、農林水産業や建設業など他の分野でも活用されることで、社会全体へのインパクトを期待しています。
実機展示の情報
エバーブルーテクノロジーズは、2025年6月に開催される2つの展示会において、除雪ドローンの実機をお披露目します。来場者は、実際の操作性や性能を体験するまたとないチャンスです。
ジャパン・ドローン2025
会期:2025年6月4日(水)〜6日(金)
会場:幕張メッセ
ブース位置:6ホール No.BL-1
第7回 国際 建設・測量展 CSPI-EXPO
会期:2025年6月18日(水)〜21日(土)
会場:幕張メッセ
ブース位置:展示ホール1 No.02-71 / 屋外ブース No.0D-16
まとめ
エバーブルーテクノロジーズは、今後も除雪ドローンを含む多様なドローンやUGVを通じて、社会課題の解決を目指し続けます。「除雪ドローン」は同社の登録商標であり、持続可能な未来を見据えた取り組みの一環です。今後の動向から目が離せません。