エイチ・シー・ネットワークスが特別賞を受賞
2023年に開催された第8回「インフラメンテナンス大賞」において、エイチ・シー・ネットワークス株式会社が特別賞を受賞しました。この栄誉ある賞は、同社が行った「大津石山テレビ中継局にて新工法による短時間での送信アンテナ更新工事」に対して与えられました。この工事は、エイチ・シー・ネットワークスが朝日放送テレビ株式会社、日本エレクトロニツクシステムズ株式会社、住友電設株式会社と共に進めたプロジェクトであり、その先進性と信頼性の高い技術が評価された結果です。
案件概要
本工事は、テレビ放送送信所の鉄塔の頂部に取り付けられている送信アンテナパネルを、重機を使わずに迅速に交換・更新する工法を用いています。この方法では、既存のアンテナが取り付けられた取付柱を新たに設計されたアンテナ取付柱に、仮設ポールを介して回転させて入れ替える工程が採用されています。これにより、重機の使用が不可な環境でも効率的に作業を行うことが可能になっています。さらに、特許(特許第7453461号)も取得しており、技術の独自性が裏付けられています。
工法のポイント
この新工法の大きな特長は、クレーンなどの大型機械を使用せずにアンテナ取付柱の交換ができる点です。特に、運用中の放送に影響を与えないように、新しい取付柱を鉄塔の下部にあらかじめ配置しておくことで、放送休止時に短期間で作業を完了させることが可能です。また、もしアンテナ更新後に放送エリアが再現しない場合でも、更新時と同様の手法を用いることで容易に既設の状態に戻すことができるため、高い信頼性を誇ります。
インフラメンテナンス大賞について
インフラメンテナンス大賞は、日本国内における社会資本の維持管理を促進するための表彰制度です。優れた取組や技術開発を広く紹介し、この分野に関わる事業者や団体の活動を活性化することを目的としています。エイチ・シー・ネットワークスの受賞は、今後のメンテナンス産業の発展にも寄与する重要な出来事といえるでしょう。
エイチ・シー・ネットワークス株式会社について
エイチ・シー・ネットワークスは、1981年に設立され、統合ITインフラベンダーとしての役割を果たしています。40年以上の経験と技術力を活かし、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、仮想化、運用サービスなど多岐にわたる領域で、質の高いソリューションを提供しています。社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境づくりを進めており、持続可能な社会の実現に向けまい進しています。詳細については、公式ウェブサイト(
HCNET)をご覧ください。
お問い合わせ
本ニュースリリースに関するお問合せは、エイチ・シー・ネットワークス株式会社のビジネスサポート部までお願いいたします。東京都台東区浅草橋のヒューリック浅草橋ビル内に本社を構えています。ウェルビーイング経営を推進している同社は、業界のトップランナーとして、これからもインフラメンテナンスの進化に貢献し続けるでしょう。