新しいビジネスの可能性を探る
ReGACY Innovation Group株式会社とSwiftLink株式会社が提携を結び、グローバル共創プログラムを立ち上げることが発表された。このプログラムは、日本企業と海外スタートアップの連携を促進し、イノベーションの創出や事業化支援を目的としている。
提携の背景
日本企業は、グローバルな競争が激化する中で、新たなビジネスモデルを導入し、海外市場への迅速な対応が求められている。しかし、国内には技術やアイデアが豊富に存在するものの、それらが実用化されずに埋もれているケースも多い。特に、デジタルトランスフォーメーションや海外スタートアップの柔軟性を活かした共創プログラムが必要とされている。
日本の大企業にとって、海外スタートアップとの連携は新たな技術革新をもたらし、グローバル競争力を高める大きな助けになる。政府や自治体も、進んだ技術を用いることで社会課題の解決や地域の活性化が図れるのだ。
取り組み内容
ReGACYは、海外スタートアップとの共創プランを作成し、企画や実行支援を行う。また、事業化の推進や新規ビジネスの立ち上げも手助けする一方で、SwiftLinkはフィリピンに拠点を持つ専門チームによって現地のネットワークを活用し、スピーディなソーシングを実現する。さらに、両社は日本企業と海外スタートアップの会合を円滑に進めるためのファシリテーションを行い、言語の障壁を超えた商談支援を行う。
この提携によって、スタートアップの選定やアプローチ、共創プログラムの事業化までを統合的に支援し、日本企業のグローバル展開を強力に後押しすることが可能になる。
各社のメッセージ
成瀬功一氏(ReGACY代表取締役)は、今回の提携により自身が培ったノウハウとコンサルティング実績を最大限に活用し、日本企業の成長戦略をサポートすることを強調した。また、技術の実用化と市場投入の後押しを強化することで、グローバル競争力を向上させる考えを示した。
一方、青山寛氏(SwiftLink CFO)は、フィリピンの現地ネットワークを活かし、スタートアップの迅速なソーシングや商談のファシリテーションの重要性を述べ、両社のリソースを融合させた戦略的支援に意欲を見せた。
会社概要
私たちReGACY Innovation Groupは、2022年に設立以降、大企業や自治体、教育機関を対象にしたベンチャー創出やオープンイノベーションに特化したサービスを提供している。
経営コンサルティングとベンチャーキャピタルの手法を組み合わせ、探索から事業化・収益化までを一貫して支援することに成功している。
一方、SwiftLinkも2024年に設立され、海外進出やスタートアップ支援の専門性を持っている。彼らの活動は、日本企業が海外市場に進出するための強力なバックボーンとなるだろう。
最後に
この業務提携は、今後の日本企業のグローバル展開において大きな影響を及ぼすと期待されている。両社がもたらすリソースとネットワークの融合により、イノベーションが加速され、新たなビジネスチャンスが生まれることを多くの関係者が期待している。