マレーシアでのSmart Nation Expo2025におけるJAPAN PAVILIONの出展概要
一般社団法人ソフトウェア協会の国際委員会が中心となり、マレーシア・クアラルンプールで開催予定のSmart Nation Expo2025において日本のソフトウェアの魅力を発信するために、8社のソフトウェアベンダーが共同で「JAPAN PAVILION」として出展します。会期は2025年11月18日から20日までで、今回のテーマは「KAIZEN=改善」です。このテーマのもと、業務効率化やデジタルトランスフォーメーションを推進するための最新技術やサービスを展示します。
ソフトウェアベンダーと出展サービス
出展企業は、国内でサービスを展開する企業が中心です。その中には、まだ海外市場に出たことのない企業も多く含まれています。出展する8社は以下の通りです:
1.
AXLBIT株式会社 - AI AutoML powered by AXLBOX
2.
有限会社アールスリーインスティテュート - gusuku Customine
3.
株式会社ジョイゾー - Doodle 2
4.
株式会社ふえん - KAIEN-CODE : Citizen Development
5.
アップデータ株式会社 - Shadow Desktop
6.
株式会社BluePort - iTutor
7.
コラボスタイル株式会社 - Collaboflow
8.
株式会社ユニリタ - Waha! Transformer, Ranabase, SecuAiGent
9.
サイボウズ株式会社 - Kintone
これらの企業は、業務の効率化や改善をさまざまな角度から支援する技術を提供しており、特にノーコードやAI技術の活用に力を入れています。これにより、業務を簡素化し、顧客の課題解決に貢献しています。
参加の背景と意義
国内企業のグローバル化を後押しするという目的のもと、今回の共同出展が実現しました。単独で国際展示会に参画することは、コストや言語、現地の事情に対する不安が大きいため、複数社での共同出展が効果的です。このアプローチにより、出展企業は現地の事情に精通しているパートナーから情報を得られたり、マーケティング活動に関するサポートを受けたりすることが可能となります。
また、来場者には特典として日本の伝統工芸品である「扇子」がプレゼントされる予定です。このような日本文化とテクノロジーの融合を体験いただくことで、来場者の関心を引く狙いもあります。
展示会の規模と参加者数の見込み
Smart Nation Expoは2022年から開催されており、今年で4回目の開催となります。過去の実績では、21,000人の来場者があり、2025年の予想では30,000〜35,000人の来場が期待されています。出展企業は、5GやIoTソリューション、スマートシティ関連の事業者など多岐にわたります。今回は特に、日本のシステムとソフトウェア技術が求められている東南アジア市場において、強い影響力を持つ機会です。
今後の展望
展示会終了後には、各ソフトウェアベンダーの出展レポートを公開予定です。出展に至るまでのプロセスや出展後の反響について、詳細な情報を順次お届けします。また、マレーシアを含む東南アジア市場のリサーチも行う予定であり、その成果についても後日発表します。このように、海外展開を目指す企業が未来に向けてどのように進んでいるのか、目が離せません。
この機会にぜひ、JAPAN PAVILIONにお立ち寄りいただき、最新のソフトウェアサービスをご体験ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。