グリーンカーボン株式会社は、農林水産省主催のイベント「アジア開発銀行(ADB)拠出事業による水田メタン削減に関するJCMを活用したフィリピン方法論の完成に係る記者発表会」に登壇し、同社のJCMを活用した水田メタン削減の取り組みを発表しました。
この取り組みは、タクシーサイネージメディア「GROWTH」内の情報番組「HEADLIGHT」で約1万台のタクシーにて7月8日(月)から7月14日(日)までの期間放送されます。
同社は、水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出プロジェクトを推進しており、日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しています。2024年度には、約50,000haに拡大していく予定です。
今回の発表では、フィリピンでの水田メタン削減方法論の完成について報告されました。同社は、この方法論を国内外の水田に適用することで、水田からのメタン排出量を削減し、地球温暖化対策に貢献していくことを目指しています。
グリーンカーボンは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンに掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しています。
同社は、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。
グリーンカーボンのJCMを活用した水田メタン削減の取り組みは、環境問題への意識を高めるとともに、持続可能な農業の推進に貢献していくことが期待されます。