マイナビが発表した2027年卒大学生の就職活動調査
株式会社マイナビは先日、2027年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を公表しました。この調査は、間もなく訪れる就職活動に関する学生の意識や行動を把握することを目的としています。以下に、その主なポイントをご紹介します。
インターンシップ参加率は85.6%
調査によると、2027年卒の学生の約85.6%がインターンシップなどのキャリア形成プログラムに参加しているという結果が出ました。これは過去のデータと比較しても非常に高い数値となっています。その内訳を見てみると、インターンシップに参加した学生の平均参加数は0.8社、「仕事体験」が3.4社、オープン・カンパニーやキャリア教育は5.7社と、多様な体験が彼らのキャリア形成に役立っています。
さらに、参加したインターンシップで良い印象を持った企業に対しては、約89.6%の学生が「その企業で働きたい」と回答しており、具体的な理由としては「やりたいことができるから」が50.4%、次いで「社風が自分に合っているから」が45.5%、最後に「働いている人が自分に合っているから」が40.3%と挙げられています。こうしたデータから、学生は企業の仕事内容や社風、社員の人柄を重視し、自らの志向と合うかどうかを見極めながら選択していることがわかります。
就職活動を終えたい時期は6月が最多
次に、就職活動を終えたいと思っている時期についての調査結果も興味深いものです。今年の結果では、「6月」が19.7%で最多となり、次いで「3月」が理系の学生からの回答では19.6%という結果が出ています。これは前年と比較するとやや減少していますが、文系と理系の学生では希望時期に差があり、文系は「6月」なのに対し、理系は「3月」を希望しているという傾向が見受けられました。年々、納得のいく1社を選び出す「ピンポイント就活」が進行していることが示唆されます。
まとめ
この調査結果から、学生たちの就職活動に対する真剣な取り組みと、参加したインターンシップが彼らの進路選択に大きな影響を与えていることが浮き彫りとなりました。また、就職活動をいつ終えたいかの意向にも様々なトレンドが見られ、これからの企業採用の戦略においても注目すべきポイントとなるでしょう。
調査担当の服部幸佑氏は、この調査から得た情報をもとに、学生が自らの納得できる進路選択を行えるよう、焦らず、じっくりと活動を進めてほしいと語っています。
調査は2026年2月に実施され、全国の大学生983名からの回答を基にしています。これらのデータは、今後の企業の採用広報活動においても重要な示唆を与えることでしょう。