おうちdeまなび舎の成果
2020-03-29 10:30:01
「おうちdeまなび舎」が届けるオンライン授業の成果と今後の展望
おうちdeまなび舎とは
新型コロナウイルスの影響により、多くの子どもたちが学校に通えない状況が続く中、北海道で立ち上げられた「おうちdeまなび舎」は、オンライン授業を通じて家庭に学びの場を提供する取り組みです。このプロジェクトは、志を持つボランティア講師の方々が、自分の得意なことや好きなことを授業として教える形で運営されています。
授業の内容と特徴
「おうちdeまなび舎」が実施した授業は、実に282件、受講数は約4000件に達しました。授業内容は多岐にわたり、英語や音楽、さらには海外の文化に関する授業など、参加する子どもたちにとって新しい体験となるものでした。特に、インドや中国、アフリカなど、さまざまな国の文化を学ぶことができた点は、多くの参加者にとって興味深い経験となりました。
すべての授業は20名を上限に設定され、双方向のコミュニケーションが取れるよう工夫がされています。ボランティア講師の方々は、参加者との間に活発な対話を促そうと努めており、授業に参加した生徒たちからも感謝の声が多く寄せられました。
参加者の感想
参加した子どもたちからは、「普段の生活ではありえない先生との出会いが楽しみ」といった声や、「授業が終わることが寂しい」といった感想が寄せられました。特に、「社会の勉強を通じて、教室では得られない学びがあった」という意見が目立ちました。また、パソコンの扱いが上手になったという声もあり、レッスンを受けたことによって多くのスキルや知識を身につけることができたようです。
今後の展開
このオンライン授業の運営を振り返る目的で、授業内容や運営の裏話をnoteで公開することが決定されました。記事は4月1日から順次掲載され、開講された授業のサマリーやボランティア講師の活動についても触れられる予定です。特に授業を支えた学生スタッフのサポート生活についての内容も掲載されるため、彼らの取り組みも観察することができます。
「おうちdeまなび舎」の理念
このプロジェクトは、ただの授業ではなく、家に居ながらにして世界を広げる独自の学びの場を提供しています。各国から集まった講師陣による多様な授業は、子どもたちにとってかけがえのない体験となり、さまざまな視点や価値観を学ぶ機会となっています。
代表の紹介
運営には、イロドリトイロ株式会社の代表、新岡唯さんや、EDU FES北海道実行委員長の嶋本勇介さん、NPO法人E-LINKの代表、日向洋喜さんが携わっています。彼らは教育に対する情熱と、子どもたちの未来を考えた取り組みを貫いており、地域や社会への貢献を重要視しています。
最後に
「おうちdeまなび舎」のオンライン授業は、多くの子どもたちに新しい学びを提供し、大きな成果を上げてきました。今後の活動がどのように展開されていくのか、引き続き注目していきたいと思います。興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトやnoteを訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
-
イロドリトイロ株式会社
- 住所
- 北海道札幌市手稲区
- 電話番号
-
011-312-9175