リョービ、菊川に大型製品試作工場を開設
リョービ株式会社は、2024年3月17日に静岡県菊川市に大型製品試作工場の竣工式を行い、今後の繁栄を祈願しました。本工場の設立は、自動車業界における電動化の進展に対応するものです。近年、自動車産業では部品の大型一体成形の必要性が高まっており、その流れに乗ったリョービは新たな挑戦を開始します。
大型ダイカストマシンの設置
当社は国内初の型締力6,500トンを誇る大型ダイカストマシンを導入し、その試運転を完了しました。これにより、大型部品の試作サービスを本格的に提供できる体制を整えました。自動車の車体部品やバッテリーケースなどの試作品を製造し、品質の高い技術を駆使した製品を市場に供給していきます。
工場の概要
新設された大型製品試作工場は、鉄骨造の2階建てで、延床面積は3,608㎡に及びます。製造設備としては、6,500トンダイカストマシンのほか、溶解保持炉や金型加工設備が配備されています。これらの先進的な設備により、より効率的で正確な製造プロセスを実現します。
自動車産業の未来に向けて
自動車業界は急速に変化しており、特に電動車およびハイブリッド車の需要が高まっています。その中で、リョービは一層の技術革新を追求し、自社の強みを生かした製品開発を進めています。今後、この工場を通じて業界のニーズに柔軟に対応し、顧客満足度の向上を図ることを目指します。
地域社会との連携
竣工式には菊川市の原田副市長をはじめ、多くの関係者が参加し、新工場の開設を祝福しました。リョービは地域社会との連携を大切にし、地元経済の活性化にも寄与することを約束しています。この新工場が、地域の雇用促進や産業の発展に大きく貢献することを期待しています。
お問い合わせ
リョービ株式会社の詳細については、経営企画部広報課までお問い合わせください。
リョービ株式会社 経営企画部広報課
TEL: 03-3501-0524