あばれる君が語る!有給休暇を活用したオーストラリア世界遺産の魅力とは
2023年5月22日、オーストラリア政府観光局の協力を得て、株式会社マイナビのオフィスにて、あばれる君が「オーストラリア世界遺産キャンペーン」アンバサダーとして出前授業を行いました。テーマは、オーストラリアの世界遺産と有給休暇の効果的な活用についてです。この講演は、働く人々が有給休暇を活用してリフレッシュし、日常生活や仕事に活力を与えるために企画されました。
日本のパスポート保有率は2022年から2023年にかけて、約17%と、韓国や台湾、アメリカに比べて決して高くない状況です。また、エクスペディアが行った調査によると、日本の有給休暇取得率は63%と、世界11地域の中で最下位という結果が示されています。このような背景から、あばれる君の出前授業は「オーストラリアの世界遺産を訪れることで、仕事の質を向上させるためのエネルギーを得てほしい」というメッセージを込めたものです。
オーストラリアには、シドニー・オペラ・ハウスやグレート・バリア・リーフ、ウルル-カタ・ジュタ国立公園など、観光名所が多数存在し、世界遺産に指定された20の文化・自然・複合遺産があります。あばれる君は、自身の経験を交えながら、ウルルでの特別な体験やアボリジナルアート、デインツリー熱帯雨林でのデジタルデトックスの様子を紹介しました。それぞれの体験は、彼にとって「リバイタル」な要素として影響を与えたとのこと。特にウルルで得たエネルギーや自然の音が心に残り、仕事の活力になっているという話が印象的でした。
さらに、宮澤光氏(NPO法人世界遺産アカデミー主任研究員)がオーストラリアの世界遺産の魅力について言及。彼は、世界遺産が多様性を象徴し、文化と自然の調和を保ちながら次世代への継承努力を評価しました。日本人旅行者も、世界遺産に対して非常に高い関心を持っており、今回はその関心に応える形で出前授業が実施されました。
出前授業をしながら、あばれる君が参加者にリバイタル体験の意義を説き、「オーストラリアでの経験から得られるエネルギーが、仕事の活力へと繋がっている」と熱く語りました。また、オーストラリア政府観光局のデレック・ベインズ局長は、日本人のパスポート保有率の低下やメンタルヘルスへの課題に指摘しつつ、オーストラリアの世界遺産を訪れることを通じて有給休暇の有意義な利用を促進したいと述べました。
この出前授業が、社員の皆さんにとって「仕事を頑張ること」と「休みを有意義に過ごすこと」の大切さを再確認する機会になることが大切です。今後も、オーストラリア政府観光局による世界遺産キャンペーンを通じて、オーストラリアの魅力的な情報を発信し続けます。詳しくは、キャンペーンサイトをご覧ください。
オーストラリア世界遺産キャンペーンサイト