東京インターナショナルバーショー2025が開催
2025年5月10日と11日の2日間、東京ドームシティ・プリズムホールにて「東京インターナショナルバーショー2025」が開催される。このイベントは、酒類やバー業界の最新トレンドを体験できる一大イベントであり、特に今年は「サステナビリティ」というテーマが強調されている。入場には事前にチケット購入が必要で、詳細は公式HP(http://tokyobarshow.com/index.html)でご確認いただける。
サステナビリティを重視したブース展開
レミーコアントロージャパン株式会社が出展し、同社の扱うコニャックやウイスキーなどの原料作物をブースのデザインに反映させる。「テロワール」に敬意を表し、各エレメントは自然やその土地を感じさせるデザインが施される。また、ブース全体が環境に優しい素材を使用し、リサイクルや再利用を意識した仕上げがなされる。無駄な仕上げ材を使用せず、廃棄物を最小限に抑える取り組みが行われている。
特別ゲストバーテンダーの登場
会期中は、メキシコや日本から招かれた3名のスペシャルゲストバーテンダーがオリジナルカクテルを提供する。提供されるカクテルは数量限定で、先着順となるため、早めにブースを訪れることをお勧めする。これにより、参加者は世界的なカクテルカルチャーの一翼を担う体験をすることができる。
ゲストバーテンダーの詳細
1.
ホセ・ルイス・レオン氏
メキシコを代表するカクテルバー「リコレリア・リマントゥール」のバーマネージャー。このバーテンダーは、数々のコンペティションでの受賞歴を持ち、彼のカクテルはその革新性から注目を集めている。彼が提供するのは、オリジナリティ溢れるMARGARITA MANGO CON CHILEやCOSMOFIG。
2.
大伴 祐司氏
大阪出身のバーテンダー。2024年に日本チャンピオンに輝いた経歴を持つ。彼が手掛けるRémy's Heritageは、彼自身の独自の視点を反映した一杯で、多くの来場者の期待を寄せている。
3.
マレー・キャンベル氏
ブルックラディのグローバルブランドマネージャー。彼はブルックラディ蒸留所から特別参加し、Raspberry Beretという特別なカクテルを提供予定だ。
関連ブランドの紹介
出展ブランドには、コニャックのレミーマルタン、ブランデーのサンレミ―、オレンジリキュールのコアントロー、アイラシングルモルトウイスキーのブルックラディなど、多彩なラインアップが揃っている。これにより、参加者は様々な酒類のテイスティングを楽しむことができる。サステナブルな栽培法を取り入れた新しい形の酒造りがどのように進化しているのかを体験する絶好の機会でもある。
まとめ
「東京インターナショナルバーショー2025」は、ただの展示会に留まらず、飲むことだけでなく、飲料文化を深く理解するためのイベントである。サステナビリティの重要性が語られる中、続々と新しいトレンドが生まれつつあるこの業界を共に祝おう。酒類業界の未来を先取りするチャンスを逃さないでほしい。