Retail AIの「Skip Cart®」がみやぎ生活協同組合に導入
Retail AIが自社のスマートカート「Skip Cart®」を、みやぎ生協の愛子店に導入しました。この導入は流通業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、顧客の買い物体験を向上させることを目的としています。
「Skip Cart®」とは?
「Skip Cart®」は、セルフレジ機能を備えたスマートカートで、顧客がスムーズに買い物を行えることを目指しています。このシステムにより、従来のレジ待ちの煩わしさが軽減され、ユーザーは快適にショッピングができるようになります。現在、日本国内での導入が進み、232店舗で19,588台が稼働しています。毎月約464万人もの顧客に利用されていることから、その有用性が実証されています。
みやぎ生協愛子店での具体的な導入効果
愛子店では、レジ運営の効率化を図り、レジ待ちの時間を短縮することが期待されています。また、AI機能に基づいて顧客に商品をレコメンドすることで、個々のニーズにも応えることができます。この AIによる提案は、過去の購買履歴や顧客の属性を活用し、一人ひとりに最適な商品を選ぶ手助けをします。
この導入は、2022年9月に発表された東芝テックとの共同プロジェクトの一環であり、すでに複数の大手小売業向けにソリューションが展開されています。今後もみやぎ生協ではさらに導入を拡大する計画があり、2025年を見据えた取り組みが進められています。
今後の展望
みやぎ生協愛子店のスマートカートの稼働は、2024年10月30日から開始。店舗のロケーションは仙台市青葉区栗生7丁目で、営業時間は平日が9:30から23:00まで、日曜は9:00からの営業です。アクセスはJR陸前落合駅から徒歩21分と、便利な立地にあります。顧客サービス向上を目指し、今後もさまざまな施策が試みられていくことでしょう。
まとめ
今回の「Skip Cart®」の導入を通して、Retail AIは流通業界におけるデジタル化の流れを加速させ、顧客に新しいショッピング体験を提供し続けます。この革新的なシステムが、さらに多くの小売店舗へと広がり浸透していくことでしょう。各地の店舗での導入情報に注目が集まります。これからの小売業界の進化に期待したいところです。