ヒノキ新薬の新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する有効な対策が求められる中、ヒノキ新薬株式会社は「ハイブリッドキレート®」配合液の抗ウイルス性能を実証しました。この試験は外部試験機関で行われ、除菌剤成分であるハイブリッドキレートが新型コロナウイルスの感染力を顕著に減少させることが確認されています。
ハイブリッドキレート®とは
ハイブリッドキレート®は、ヒノキチオールと銅を組み合わせた成分です。この組み合わせは抗菌作用を持ち、特にウイルスや細菌の除去に効果的です。この成分が液体に加わると特徴的な鮮やかな緑色を呈し、消毒剤としての存在感を発揮します。静岡県伊豆の国市にある株式会社肌粧品科学開放研究所によって開発されたこの製品は、実際に新型コロナウイルスに対する耐性を持つことが確認されたのです。
抗ウイルス性試験の結果
行われた試験によれば、ハイブリッドキレート®配合液とウイルス液を混ぜた際に、15秒後にはウイルス感染価が99.6%減少しました。さらに、30秒後、1分後の試験でも引き続きウイルスの感染力が低下しており、その効果の高さが明らかになりました。これにより、同社の除菌製品は特に公共の場での使用が期待されています。
ヒノキ新薬の取り組み
ヒノキ新薬は2020年5月に、ドアノブやテーブルなどに噴霧することで除菌・ウイルス除去・消臭効果を持つスプレーを販売開始しました。この製品は、家庭やオフィスの衛生管理に寄与するものとして多くの支持を得ています。なお、ハイブリッドキレート®に関する効果は確認されていますが、同社製品の全ての性能を保証するものではありません。
会社の背景
ヒノキ新薬株式会社は、東京都千代田区に本社を据えた企業で、化粧品の製造・販売を行っています。1936年に発見されたヒノキチオールを配合したスキンケア商品を主力にしており、同社は製品群を「肌粧品(きしょうひん)」と名付けています。今年の3月20日には設立65周年を迎え、さらなる成長が期待されています。
会社概要
お問い合わせ
本プレスリリースに関するお問い合わせは、
- - 株式会社肌粧品科学開放研究所: 055-948-4111
- - ヒノキ新薬株式会社広報部: 03-5212-3592 までお願いいたします。