こおりやま初の地域課題解決プログラムが始動
2015年、国際社会は持続可能な開発を目指す「2030アジェンダ」を策定し、SDGs(持続可能な開発目標)が定められました。この理念を基に、東北では初となる地域課題解決を目指すベンチャー企業支援プログラム「地域イノベーションラボこおりやま」、通称「ちいラボ」が始まりました。このプログラムは、こおりやま広域連携中枢都市が構成する15の市町村が連携し、地域の課題解決に向けた事業アイデアを広く募集します。
幅広い地域連携
こおりやま周辺の15市町村には、郡山市、須賀川市、田村市、本宮市などが含まれます。本プログラムでは、これらの地域が協力し、各地方の特性に応じた課題を整理していくことが重要です。これにより、それぞれの地域特有の課題に対して、より具体的で実効性のある解決策を導き出すことを目指しています。
支援の具体的な内容
ちいラボでは、事業アイデア募集から実用化までの支援を行います。そのために、創業支援事業者や起業家との協力を強化し、公民連携を通じてアイデアをブラッシュアップしていくことが計画されています。対象となるのは、起業から10年未満の企業や、新規事業を立ち上げようとする中小企業です。
実施スケジュールと説明会
プログラムは以下のスケジュールで進行します。
- - ビジネスプランの募集:7月16日~8月23日まで
- - 説明会の実施:7月から、東京都、仙台市、郡山市で実施します。
- - 書類審査・面接審査:8月から対象者を決定します。
- - プログラム実施期間:10月から令和2年2月
- - 成果発表会の開催:3月上旬予定
各会場の説明会では、具体的なプログラム内容について詳しく説明します。
- - 東京会場:7月22日、品川クリスタルスクエアで開催
- - 仙台会場:7月30日、enspace6階会議室
- - 郡山会場:8月6日、郡山市役所での開催
参加は事前申込みが必要です。
プログラム受託者と事務局
本プログラムを受託しているのは株式会社MAKOTO WILLです。この会社は仙台市に本社を置き、地域の特性を活かした事業展開を得意としています。地域課題解決に意欲的な企業や起業家の参加を心よりお待ちしています。興味がある方はホームページ(
http://chilab.biz)からお申し込みください。
この取り組みを通じて、地域が抱える様々な課題が解決され、持続可能な社会の実現に向けて一歩を踏み出すことが期待されます。