震災15年の物語
2026-03-04 12:50:11

震災後15年を迎える岩手・宮城・福島の物語を紹介します

震災15年を迎える岩手・宮城・福島の物語



2026年3月11日に、岩手県・宮城県・福島県のANN3局が共同制作した特別番組「震災15年これからも、この場所で」が放送されます。この番組は、東日本大震災から15年が経過した地域の現状を伝えるもので、復興の進展とそれに伴う課題を掘り下げます。

震災により大きな打撃を受けたこれらの地域では、復興の姿が表面的には見えるものの、実際には多くの困難が残されています。特に、人口流出が進み、震災前と比較して住民が3割から4割も減少している自治体があるのが実情です。地域のコミュニティの維持はますます難しくなっています。

家族と故郷を守る思い


番組では、震災後の生活を続ける人々が抱える葛藤や希望についても触れます。「家族も家も失ったけれど、故郷だけは失いたくない」という気持ちを持ちながら、彼らは日々を生きています。このような人々の姿を取材したのは、ジャーナリストの柳澤秀夫さん(福島県会津若松市出身)です。

田老かりんとう:復興を支える老舗の挑戦


岩手県宮古市田老地区にある老舗の菓子店、田中菓子舗は1923年に創業以来、地域の名物「田老かりんとう」を作り続けています。このお店の3代目、田中和七さんは、大津波で店舗と自宅を失った辛い経験を持つものの、伝統のかりんとうを復活させ、地域の消防団員としても行方不明者の捜索に尽力しています。「1歩でも前に進んで、復旧・復興する姿を見てもらいたい」と彼の言葉には、故郷への深い愛情が感じられます。

音楽堂で再生を夢見る木工作家


宮城県の石巻市渡波地区では、木工作家の遠藤伸一さんが、自宅を津波で失った過去を抱えながらも、地域のにぎわいを取り戻すために野外音楽堂の建設に邁進しています。愛する3人の子どもを津波で失った彼は、「子どもたちを守れなかった」という思いを抱えつつ、被災地の学校に本棚やベンチを贈る活動を行っています。その自宅跡地での音楽堂完成に向けた彼の奮闘が、地域の復興の象徴となることでしょう。

福島南相馬:宇宙への挑戦


福島県南相馬市では、奇跡のような変貌が起きています。かつて「津波と原発事故の被災地」として知られていたこの街が、今や「日本で最も宇宙に近い街」を目指しています。神奈川県から移住し、ロケットの製作に人生をかけている夫婦の挑戦は、地元の子どもたちに夢を与えるものです。彼らの活動は、未来への希望を生み出す素晴らしい取り組みとなっています。

まとめ


この特別番組「震災15年これからも、この場所で」では、被災地に暮らす人々の思いや努力を通じて、震災からの教訓と希望を伝えます。この番組は、2026年3月11日(水)午後2時53分から放送される予定です。地域の復興の現状は決して簡単ではありませんが、ここに住む人々の姿勢は、多くの視聴者に勇気と感動を与えることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社東日本放送
住所
宮城県仙台市太白区あすと長町1-3-15
電話番号
022-304-5005

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