デクセリアルズ、経済産業省DX認定事業者として再認定取得
栃木県下野市に本社を置くデクセリアルズ株式会社が、経済産業省が定めるDX認定事業者として、認定の更新を果たしました。2022年の初回認定に続き、2026年10月31日までの認定期間延長が認められました。
常に「今までなかったもの」に挑戦する企業姿勢
2012年にソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社から社名変更して事業を開始したデクセリアルズ社。創業以来「Integrity 誠心誠意・真摯であれ」という経営理念を掲げ、時代の変化を先取りした製品開発で、テクノロジーの進化を支えてきました。
現在、同社はスマートフォンやノートPCなどのエレクトロニクス機器、自動車の電子部品、機能性材料の開発・製造・販売をグローバルに展開。国内8拠点、海外12拠点で事業を拡大しています。
DX戦略:ビジネス変革と業務変革の推進
デクセリアルズ社は、「DX基本方針」を策定し、社内におけるデジタル変革を推進しています。2024年5月に発表された中期経営計画では、DXによるデータドリブン経営の実現と、デジタル技術を活用した新たな付加価値の提供を目指すと明言。
具体的には、各部門が業務プロセスの標準化・デジタル化を進め、業務効率化とスピード向上を図っています。ビッグデータやAIを活用したデータに基づく意思決定を実現し、企業競争力の強化につなげることが目標です。
最終的には、顧客ニーズの的確な把握と、自社技術とのマッチングにより、顧客期待に応える新たな付加価値を創出し、社会課題の解決にも貢献することを目指しています。
DX人材育成への積極的な投資
2026年までに全社員の10%を「DX専門人材」にする計画を掲げ、積極的に人材育成にも取り組んでいます。2020年10月に「DX推進部」を設立して以降、社内教育プログラムを展開。2023年5月には、DX人材育成プログラム「D-academy」を開講し、2024年6月末時点で約95%の社員が基礎講座を修了しています。
持続可能な社会への貢献
デクセリアルズ社は、変化する社会環境の中で、「Integrity 誠心誠意・真摯であれ」という経営理念を貫きながら、デジタルテクノロジーの進化に不可欠な高付加価値製品やソリューションを提供。持続可能な社会の実現、持続的成長、企業価値向上を目指しています。
まとめ
デクセリアルズ社のDX認定事業者としての再認定は、同社のデジタル化に向けた取り組みの成果を示すものです。同社の積極的なDX推進と人材育成は、今後の成長と社会貢献に大きく寄与すると期待されます。 今後、同社の更なる活躍に注目が集まります。