新型コロナウィルス対策の新しいアイデア!
新型コロナウィルスの影響を受け、対面授業に戻る学校が増えています。そんな中、感染症の拡大を防ぐための施策が求められています。そんなニーズに応えるべく、全国の教育機関に向けて、学生の着席位置をスマートフォンで管理する「キャンパス手帳」の無料モニター募集が発表されました。
キャンパス手帳とは?
「キャンパス手帳」は、大学や専門学校、高等学校、予備校、語学学校などで活用されている、クラウド型の出席管理システムです。このサービスでは、学生が自身のスマートフォンを使用して、授業の出席管理や簡単なクイズ、アンケートを行うことができます。2020年3月に販売を開始して以来、多くの学校に導入されてきました。
新機能:着席トレーサビリティ
新型コロナウィルス感染者数が減少傾向にある現在、学校は授業を対面に戻しています。しかし、対面授業では学生同士の接触が避けられず、感染リスクが高まります。これを踏まえ、「キャンパス手帳」は新しい機能である着席トレーサビリティを提供し、濃厚接触者の特定を迅速に行います。
この機能の利用方法は非常にシンプルです。事前に、各席に座席番号が記載されたQRコードを貼り付け、学生は授業開始時に自分の着席位置をアプリで読み取ります。これによって、着席位置情報が自動的に記録されます。
陽性患者が確認された際の流れ
万が一、学内で新型コロナウィルスの陽性患者が確認された場合、まずはその学生から学校に行動履歴と接触者の情報が報告されます。学校側は管理サイトで簡単に患者の着席位置を特定し、どの学生が近くにいたのかを確認できるため、迅速に対応が可能です。
募集要項と条件
全国の教育機関を対象にしたこのモニター募集は、2022年2月末日まで行われています。無料で試用できる期間は2022年3月末日までです。スマートフォンは、学生自身または学校から支給されるものを使用しますが、端末の貸し出しは行われないため、注意が必要です。
アプリはGoogle PlayまたはApp Storeで入手でき、教職員専用の管理サイトも併せて提供されます。また、QRコードラベルの作成もここに任せることが可能です。無償期間が終了しても自動で課金が始まることはないので、安心して利用できます。
お問い合わせ先
本件に関する質問や無料モニターへの応募の際は、
[email protected]までご連絡ください。応募時には氏名や勤務先、部署名を明記する必要があります。担当者は池永さんと吉澤さんです。
新型コロナウィルスの影響下で、安心して授業を受けるための新しい手段として、「キャンパス手帳」をぜひご利用ください。