ユーグレナ育ち認定製品の魅力
株式会社ユーグレナは、サステナビリティを掲げた新しいアグリテック領域へと踏み出し、水産と畜産の両分野で初の“ユーグレナ育ち”と称される製品を市場に投入しました。この製品は、特に石垣島で生産されたユーグレナを配合した飼料を用いて育てられた鰤と鶏の卵に関連しています。ユーグレナ社は、持続可能な農業を支援するために、この新たなブランドを導入した意味と意義を明らかにしています。
ユーグレナ育ち『YESブリ』の誕生
水産分野の初めての認定製品である『YESブリ』は、愛媛県宇和島市に根ざした養殖魚専門商社株式会社UTAKICHIと連携して開発されました。『YESブリ』は、株式会社ユーグレナの理念に基づき、地域の自然の恵みと優れた養殖技術を融合させています。マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)の養殖認証を取得したこのブリは、環境保護に配慮した持続可能な養殖方法を用いています。製品名の由来も、Yusu(遊子)、Euglena、Sustainableの頭文字をとったものです。
このブリは、2025年7月からクイーンズ伊勢丹で販売されていますが、店舗によっては取扱がない場合もあるので、事前に確認が必要です。ユーグレナを配合した飼料で育ったことで、従来の鰤に比べて栄養価が高いため、健康志向の消費者にも嬉しい一品と言えます。
新たな卵の選択肢『なごみたまご』
次に紹介するのは、畜産分野での初めての『なごみたまご』です。この卵は、宮本養鶏場が手がけたもので、飼育環境や飼料に徹底的にこだわった結果、高品質な卵が実現しました。特に、石垣島ユーグレナを含む特別な混合飼料を与えられて育てられた鶏から産まれるため、味や質に自信があります。
『なごみたまご』は、2025年10月19日から宮本養鶏場のECサイトや一部の愛知県内の店舗で購入可能です。この卵は、与える飼料や育て方によって、その風味や栄養素が大きく異なるため、消費者に選ばれる要素が多いと言えるでしょう。
ユーグレナ育ちの背景と意義
この2つの製品は、ユーグレナ社が提案する『いきものたちにユーグレナ』というブランドの一環で誕生しました。このブランドは、微細藻類ユーグレナの持つ特性を活かして、動植物が健やかに育つための飼料や肥料を提供することを目指しています。ユーグレナの栄養素は、農畜水産物の成長を促進するだけでなく、生態系にも良い影響を与えるとされています。
これまでの農業や畜産業は環境への負担が大きいとされてきましたが、ユーグレナ社は持続可能な方法でこれを改善し、消費者に透明性のある選択肢を提供しようとしています。ユーグレナ由来の製品は、お客様に安心して選んでもらえるよう、特別な認証制度を導入しており、製品ごとに一つの認証番号が付与されています。
地域経済への貢献
さらに、ユーグレナ社は新しい製品群を通じて地域経済にも貢献しています。地元の生産者と協力することで、地域の雇用を創出し、農産物の価値を高める循環が生まれます。この取り組みは、観光業や食文化といった地域の他の産業にも良い影響を与えることが期待されています。
『ユーグレナ育ち』の認定製品は、ただの食品ではなく、持続可能な未来を作るための一歩を踏み出しているのです。今後も、このような試みが続くことで、消費者にとって魅力的な製品が増え、環境に配慮した選択が広がることを願います。なお、ユーグレナ社は引き続き、サステナブルなアグリテックの未来を築いていく予定です。