建設業界の未来を考えた「KKE Vision for AEC」
2025年7月23日(水)、コングレスクエア日本橋にて「KKE Vision for AEC ~建設業界のレジリエンスを考える~」が開催される。このイベントは、建築(Architecture)、工学(Engineering)、建設(Construction)の頭文字を取ったAECに焦点を当て、未来の建設業界における「レジリエンス」について多様な視点から考察することを目的としている。
直面する課題
建設業界は、今やさまざまな困難に直面している。人手不足や資材価格の高騰、さらにはインフラの老朽化や自然災害の頻発など、解決すべき問題は山積みだ。これらの問題に対し、KKE Visionは「レジリエンス」、つまり「困難をしなやかに乗り越える力」をテーマに掲げ、業界の持続可能な未来を模索する。
プログラムの内容
イベントでは、著名な研究者による基調講演や特別講演が予定されている。また、日本の建設業界をリードする企業からの講演と共に、実際のデジタル技術活用事例の展示も行われ、参加者は最前線の情報を直接体験できる。
基調講演には、東京大学の池田靖史特任教授が「建築情報学によるデザインとエンジニアリングの融合」をテーマに登壇し、最新の研究成果を紹介する。一方、特別講演では名古屋大学の福和伸夫名誉教授が「南海トラフ地震対策と防災庁〜本気の事前防災を目指して〜」について語り、実際の取り組みの重要性を説く。
さらに、企業による12セッションでは、BIMやAIといった最新の技術を活用した事例や各社の課題解決に向けた革新的な取り組みが発表される。参加者は、多角的な視点から建設業界の可能性を探る機会となるだろう。
参加方法と詳細
「KKE Vision for AEC」の参加費は無料だが、事前登録が必要である。開催日時は2025年7月23日(水)、10時30分から17時40分まで。詳細は公式サイトで確認できる。
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株式会社構造計画研究所について
主催の株式会社構造計画研究所は、1956年に創業し、技術コンサルティングを通じて社会の諸問題を解決することに挑戦し続けている。「大学、研究機関と実業界を結ぶ」という理念の元で、建設・防災、情報・通信分野などに幅広く事業を展開している。構造計画研究所の取り組みを通じて、建設業界の未来をより良いものにしていくことを目指している。
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