日本総研が推進する2024年度の高齢者健康増進プロジェクトとは
日本総研が推進する2024年度の高齢者健康増進プロジェクトとは
株式会社日本総合研究所(以下、日本総研)は、令和8年度の老人保健健康増進事業において、厚生労働省からの国庫補助を受け、2024年3月31日までの間に12つの重要な調査研究に取り組むことを決定しました。これらのプロジェクトは、高齢者の生活・健康を支えるための介護サービス提供に関するさまざまなテーマを取り上げ、地域社会のニーズに応じたサービスの質の向上を目的としています。
1. 調査研究の概要
日本総研は、今後の高齢社会に対応するため、下記の12の研究課題に焦点を当てています。これにより、介護支援専門員や地方自治体が、より効率的かつ効果的な介護サービスを展開できるようにすることを目指しています。
1-1. 施策展開支援調査
自治体が目指す地域ビジョンに基づいた施策の計画をサポートするため、「施策展開の点検ツール」を用いた研究を行います。これは、2050年に向けて持続可能な地域づくりを実現するための重要な取り組みです。
1-2. 緊急連絡先登録事業
頼れる身寄りがいない高齢者が急に困ったときに、必要な支援と情報を迅速に提供できるように、各自治体がその情報を正確に登録し、共有できる体制を整えることが目的です。
1-3. 介護支援専門員研修調査
介護支援専門員の法定研修について、その研修の在り方や受講フローの整備を行います。特に、分割受講の導入を見据えた施策を検討します。
1-4. ケアマネジメント手法の普及
近年の政策に基づき、ケアマネジメント手法の普及を進めるために、調査と好事例の収集を行い、その結果を広めていきます。
1-5. 高齢者への支援調査
孤独な高齢者への支援策を強化するため、地域に必要な体制を見直し、各自治体での実効性のある取組を模索します。
1-6. 事故情報の収集
介護現場での事故を防ぐために、全国的に情報を収集し、介護サービスの質を高めるためのフィードバックを行う体制を整えます。
1-7. ユニットケア推進研修
ユニットケアを更に推進するための教育プログラムの構築に取り組み、施設の職員のスキルアップを図ります。
1-8. 認知症ピアサポート
認知症の患者が、診断後早期にサポートを受けられる体制の構築を進めます。参考となるモデルや実践例を探し、効果的な方法を報告します。
1-9. 認知症サービスの質的向上
認知症施策推進基本計画に基づき、高質な保健医療サービスの提供体制を検討し、政策提言を行います。
1-10. 介護職員の将来推計
次期介護保険事業計画を策定するため、介護職員数の未来の推計やそのデータの有効性を調べ、地域の人材確保対策に繋げます。
1-11. 経営力強化調査
介護事業者が持続的にサービスを提供するために、経営知識を含む様々なリソースを整理し、支援を行います。
1-12. 高齢者虐待防止対策
高齢者虐待の現状を把握し、効果的な防止策を推進するための調査を行います。全サービス事業所における実施状況を詳細に確認し、改善に向けた情報をまとめます。
2. 結論
これらの調査研究は、介護サービス業界の持続可能性を高めるために不可欠です。日本総研は、地域のニーズに対応しつつ、質の高いケアの提供に向けて邁進します。高齢者が安心して生活できる環境を整えるため、今後の成果に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本総合研究所
- 住所
- 東京都品川区東五反田2-18-1大崎フォレストビルディング
- 電話番号
-
03-6833-0900