リディラバが障がいと社会参画をテーマにパネルディスカッションを実施
株式会社Ridilover(リディラバ)は、独自の社会課題解決型プログラム「フィールドアカデミー」の一環として、『障がいと社会参画』に関するパネルディスカッションを行いました。このプログラムは、異業種のリーダー候補者たちがチームを組み、4ヶ月にわたって社会的な課題に取り組む内容となっています。
フィールドアカデミーとは?
フィールドアカデミーは、企業の未来を担う次世代リーダーを対象にした越境学習プログラムで、参加者は8日間の講義とフィールドワークを通じて社会課題に向き合います。複雑な社会環境の中で自らの立場や取り組むべき課題を見定め、変革をリードできる人材育成を目指しています。
プログラムでは、デスクリサーチとフィールドリサーチを通じて社会課題を分析し、実際の現場での学びを深める仕組みが取り入れられています。これにより、参加者はリアルな情報をもとにした事業提案を作成します。
パネルディスカッションの目的と内容
今回は、特に「障がいと社会参画」というテーマに焦点を当て、各プレイヤーの視点から理想の姿や解決策を議論することを目的としました。そのため、産・官・民の各分野で活躍する5名のゲストを招いて行われました。このような試みは、テーマごとの課題構造を多角的に理解するための重要なステップです。
登壇者には、元厚生労働省の小野寺徳子氏や、企業のトップランナーである佐藤新平氏、障がい者雇用に取り組んでいる永谷佳史氏、社会的企業の夏目浩次氏、さらにカインズ・ビジネスサービスの矢野尚志氏がいます。彼らはそれぞれの立場から、障がい者の社会参加の現状や課題について意見を交わしました。
具体的な議論の内容
1. 多様性の表現におけるボトルネック
討議の中で、参加者は「多様性」という言葉の使われ方が持つ偏見について取り上げました。悪意なく使用される言葉が、障がい者の能力を適切に理解する妨げになっている点が指摘されました。これにより、実際の業務上で適切な処遇がされず、個々の可能性が失われてしまうリスクがあるとされています。
2. 雇用の在り方の未来
雇用率を達成するための形式的な雇用の現状から脱却し、一人の労働者としての対等な関係を築くことの重要性が強調されました。経済的な自立だけでなく、社会の一員として必要とされることや自身の可能性を実現することの大切さも議論されました。
参加者の感想
参加者からは、法的義務を遵守することの重要性を理解しつつも、実際の現場とのギャップを埋める努力が不可欠であるとの声が上がりました。さらに、無意識のうちに相手を自分の基準で測りがちであることへの反省もありました。
今後の展望
リディラバは、フィールドアカデミーの中間発表を7月31日に開催予定で、これに参加を希望する企業向けにオブザーブの機会を設けています。プログラム参与を通じて、障がい者の雇用や社会参画についての理解を深めるきっかけとなることを期待します。
リディラバはこれからも、社会課題の解決に向けた知見を広げていく所存です。今後の活動にご期待ください。