新たなデジタル体験を提供するワークショップ
東京都は、未来のデジタル社会を担う小中学生を対象に、「とうきょうこどもクリエイティブラボ」、通称『くりらぼ』を実施しています。このプロジェクトの目的は、子どもたちが気軽にデジタル技術に触れ、創造力を育むことにあります。今回は特に、中学生向けにAIを使ったアプリ開発のワークショップを開催します。
AIリテラシーを学ぼう
このワークショップでは、AIを安全かつ正しく利用するためのリテラシーを学ぶことができます。具体的には、AIとの対話を通じて、簡単なプログラミングではなく、対話的にアプリを開発する「バイブコーディング」という新しい手法を使用します。参加者は、自分の好みに基づいておすすめの作品や商品を提案する診断アプリの開発に挑戦します。これは、学生たちがAI技術を身近に感じ、活用する良い機会となることでしょう。
具体的なワークショップ内容
ワークショップは2日間にわたって行われ、以下の時間でスケジュールされています:
- - 1日目:令和7年10月18日(土)14:00 - 16:00
- - 2日目:令和7年11月2日(日)10:30 - 12:30
この2日間で、AIリテラシーに加えて、AIとの対話を通じたアプリ企画や制作、簡単なコードの修正まで幅広く学ぶことができます。また、メンターがサポートするため、初心者の方でも安心して参加できる内容になっています。
募集要項と参加条件
このワークショップの対象は、東京都内に在住または在学中の中学生で、13歳以上の方です。応募人数は20名に限られており、定員を超えた場合は抽選となります。参加を希望する場合は、くりらぼのホームページからお申し込みください。申込期限は令和7年10月9日(木)正午までです。なお、ワークショップ当日には参加者本人のGoogleアカウントが必要となります。
会場情報
ワークショップは、
Tokyo Innovation Base SQUARE-2(東京都千代田区丸の内3-8-3)で開催されます。会場には託児室はありませんが、授乳室やおむつ交換スペースが用意されており、安心してお子様を連れての参加が可能です。
とうきょうこどもクリエイティブラボについて
『くりらぼ』の目的は、子どもたちがデジタルツールに楽しく触れ、成長する機会を促進することです。ゲーム制作や3Dモデル制作、ロボット制作など、さまざまなプログラムを体験できる機会が提供されており、専門のメンターがサポートしてくれるため、デジタル初心者でも安心して参加できます。この取り組みは、2050年を見据えた「2050東京戦略」に基づいており、未来のスマートシティ実現を目指しています。
参加者は、創造的な体験を通じてAIと親しむことができ、未来のデジタル社会のリーダーとして成長する一助となることでしょう。興味のある方はこのチャンスを逃さず、ぜひお申し込みください!