JTOWER、屋外タワー設備に太陽光発電の導入を決定

JTOWERが屋外タワーシェアリングに太陽光発電を導入

株式会社JTOWERは、再生可能エネルギーの活用を進める一環として、屋外タワーシェアリング設備への太陽光発電の導入を発表しました。この取り組みは、脱炭素社会の実現を目指すJTOWERの重要なステップです。

2020年に屋外タワーシェアリング事業に本格的に参入したJTOWERは、通信事業者各社から鉄塔の買収を進め、自社でも新たな鉄塔を建設し、強固な事業体制を築いてきました。現在、約7,400本の通信鉄塔を運用しており、今後の成長が期待されています。

最近導入されたのは、宮城県仙台市に設置されたポール型のタワーです。ここに太陽光発電設備を備え付け、基地局の運用に必要な電力の約40%をこの再生可能エネルギーで賄える見込みが立ちました。この試験運用の結果を受け、JTOWERは実運用を開始し、他の屋外通信設備にも太陽光発電を導入していく方針です。

タワーシェアリングとは、屋外での基地局設置用の鉄塔やポールなどをJTOWERが所有し、通信事業者に提供するサービスです。これにより、通信業界の設備投資コストが削減されるだけでなく、環境負荷の低減や景観への配慮が期待できます。また、既存のインフラを共同で利用することで、大規模災害への対応や老朽化した設備の補修といった課題にも対応可能となります。

JTOWERは、インフラシェアリングのパイオニアとして、これまで培った技術と知識を活かし、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。バッテリー技術やエネルギー効率の向上にも取り組み、通信インフラの未来を切り開いていく所存です。

今後JTOWERは、太陽光発電設備を導入するタワーを増やしていき、持続可能なエネルギー利用を広げることを期待しています。これは単なる環境保護の努力に留まらず、通信業界全体の安定性や効率性を高めることにも繋がります。

また、JTOWERは新たな人材の採用にも力を入れており、共にこの事業を推進していく仲間を募集中です。これからのJTOWERの展開に注目していきましょう。

株式会社JTOWERについて

株式会社JTOWERは、2012年6月に設立された国内初のインフラシェアリング企業です。屋内インフラシェアリングや、地方エリアを対象とする屋外タワーシェアリングを展開し、ほかにも多機能型ポールなど、新たなサービスを提供しています。「日本から、世界最先端のインフラシェアリングを。」という理念のもと、常に未来を見据えた事業運営を行っています。詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。JTOWER公式サイト