未来の人型ロボット
2016-11-11 11:00:13

人型変形ロボット「J-deite RIDE」の開発で未来を変えるLLP設立

近年、テクノロジーの進化に伴って夢のようなプロジェクトが続々と登場しています。その中でも特に注目を集めているのが、人が乗れる人型変形ロボット「J-deite RIDE」です。このロボットは、全長約4メートルで自立した二足歩行が可能な「ロボットモード」と、車両としても運転ができる「ビークルモード」に完全に変形できるという特性を持っています。

この革新的なプロジェクトは、ソフトバンクグループ傘下のアスラテック株式会社、大阪を拠点とする三精テクノロジーズ株式会社、そして東京のBRAVE ROBOTICS株式会社が共同で設立した有限責任事業組合(LLP)によって進められています。三社は、今後の開発を通じて、2015年から続いている「Project J-deite」の一環として「J-deite RIDE」を完成させることを目指しています。主にBRAVE ROBOTICSがハードウェアの設計及び製作を担当し、アスラテックがロボット制御システム「V-Sido」を用いたソフトウェア開発を進めています。

「J-deite RIDE」の完成は、2017年を見込まれており、テーマパークやさまざまなイベントでの利用が計画されています。さらに、三精テクノロジーズは、量産化を見据えたアミューズメントパーク向けの乗用人型変形ロボット開発にも取り組む意向を表明しています。これにより、ロボットの楽しさや驚きを多くの人に届けることが期待されています。

また、2022年11月にはアメリカのオーランドで開催される「IAAPA Attractions Expo 2016」において、全長約1.5メートルの「J-deite RIDE」のプロトタイプも出展される予定です。このイベントは世界最大級のアトラクション関連トレードショーであり、開発が進むロボットの可能性を広げる貴重な機会となります。

「J-deite RIDE」のデザインには、著名なメカデザイナー大河原邦男氏が協力しており、彼の手によるメカデザインが、このプロジェクトの魅力を一層引き立てています。大河原氏は「機動戦士ガンダム」や「装甲騎兵ボトムズ」など、多くの著名な作品に携わっていることで知られています。そのデザインの影響は「J-deite RIDE」やその後のプロジェクトにおいても色濃く現れることでしょう。

このプロジェクトは、ただの夢物語にとどまらず、実現の可能性が広がりつつあります。人々が触れ合うことができる、未来のロボットの姿が concretely (具体的に)形を成していく様子は、まさにテクノロジーが進化する時代を象徴しています。今後の「J-deite RIDE」の進展が、一体どのようなサプライズを私たちにもたらしてくれるのか、期待せざるを得ません。

会社情報

会社名
アスラテック株式会社
住所
東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー23階 
電話番号

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