OSGコーポレーションが推進する熱中症対策とプラスチック削減の取り組み

OSGコーポレーションの熱中症対策と環境啓発活動

2025年、大阪・関西万博が開催される中、プラスチックごみ削減や熱中症対策の重要性が高まっています。株式会社OSGコーポレーションは、これらの課題に積極的に取り組んでおり、その活動は注目を集めています。

給水スポットの設置と熱中症対策

OSGコーポレーションは、「ステハジ」プロジェクトを進める一環として、大阪・関西万博会場に給水スポットを設けています。この給水スポットは、来場者や運営スタッフがより快適に水分補給を行えるように整備されており、2025年6月30日には驚くべき400万回の給水を記録しました。

すべての給水サポートを担当するスタッフは、熱中症対策アドバイザーの資格を保有しており、熱中症防止のための声掛けが行われています。「こまめな水分補給」「喉が渇く前の水分補給」「会場給水スポットの紹介」という3つの声掛けを通じ、来場者に適切な水分補給を促しています。

プラスチックごみ削減への取り組み

「ステハジ」プロジェクトは、単なる熱中症対策にとどまらず、プラスチックごみ削減にも貢献しています。来場者がマイボトルを利用して給水することにより、プラスチックの使用を減らし、CO2削減にもつながります。6月30日までの給水回数から推定されるCO2削減量は329,845kgとのことです。

さらに、OSGグループは給水設備の増設を続けており、会場内の給水スポットは累計46台に達します。これにより、ますます多くの来場者が水分補給を行えるよう環境が整えられています。

ステハジプロジェクトの理念

ステハジプロジェクトでは、“使い捨ては恥ずかしい”というメッセージを大切にしています。個人から企業、自治体までが連携し、海洋プラスチック問題や使い捨て文化に立ち向かうための意識啓発を行います。2025年までに407団体が加盟し、活動を広げています。

OSGコーポレーションは、健康と環境の観点から、日常生活に溶け込む製品を開発・販売しており、多くの人々に影響を与える努力を続けています。