ロバーツ監督が語る大谷の打撃と佐々木の復帰プラン

新しい未来を切り開くテレビ「ABEMA」から、ロサンゼルス・ドジャースの名将デーブ・ロバーツ監督への独占インタビュー番組『おはようロバーツ』が放送されました。この中で、彼は大谷翔平選手の最近の打撃についての見解や、佐々木朗希選手の復帰状況について語りました。

大谷翔平選手への苦言

8月11日までの時点で、大谷選手は月間打率が4割を超える絶好調を維持していましたが、同時に115試合で142三振を記録していました。これについてロバーツ監督は「三振が多すぎる」と指摘し、特に大振りのスタイルが懸念されるとコメント。彼は、「大谷にはもっと二塁打を意識してほしい。二塁打を狙えばホームランも増え、バッティング全体の調子も上がる」と語り、大谷選手が長打に依存しすぎないようにとの期待を寄せました。さらに、チーム全体の三振の多さについても反省点として挙げ、今後の改善が求められるとの認識を示しました。

打線についての対話

次にロバーツ監督は、大谷選手との打線に関する対話を明かしました。具体的には、打順を2番に変更する際に大谷選手と話し合ったことを強調。ムーキー・ベッツ選手の調子を考慮しながら、柔軟に対応するチームの姿勢を紹介しました。「翔平は『必要なことなら打順は何番でもやります』と柔軟な姿勢を見せてくれました」と話し、その際のやりとりに笑顔を見せました。これにより、チーム内での協力やコミュニケーションの重要性が感じられます。

佐々木朗希選手の復帰見込み

インタビューの中では、佐々木朗希選手の復帰についても言及されました。ロバーツ監督は、8月9日に実施されたライブBPの様子を伝えつつ、「調子は良さそうで、本人も復帰を楽しみにしている」と話しました。さらに、彼の肉体強化の進展を評価し、「復帰時には160キロの球速を出せる可能性がある」と期待を寄せました。監督は、「自信を持って、打者に積極的に攻めていくことが大事だ」と佐々木選手へエールを贈りました。復帰時期については、マイナーリーグでの調整登板を経て、9月初めには復帰できる見込みと言及しました。

その他の注目情報

また、番組では大谷選手が緊急降板した際の舞台裏や、彼の今後の起用プラン、アメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー選手についてのお話など、普段聞けない裏話が満載でした。「ABEMA」では8月14日にドジャースvsエンゼルス戦が生中継される予定で、今後の放送に目が離せません。特に『おはようロバーツ』の無料配信は、野球ファンならずとも必見です。

このインタビューを通じて、チーム内の連携や選手に対する深い理解が見えてきます。ロバーツ監督の言葉からは、選手への信頼と期待が強く表れています。