公衆衛生地域振興協会が始動
2023年4月に設立された一般社団法人公衆衛生地域振興協会(JSPP)は、サービス業を対象にした公衆衛生の向上を目指しています。この協会は、コロナ禍の影響を受ける店舗サービス業者に向けて、感染予防対策の適正な実施とそれに関する教育を行なうことを主な目的としています。
7月1日から、同協会は本格的な活動を開始します。具体的には、医療現場での豊富な経験を持つドクターや医学博士を講師に招いた講習を行い、店舗オーナーやスタッフへの支援を強化していく方針です。また、消費者向けにも啓発セミナーを実施し、安全な店舗環境の理解を深めてもらうことを目的としています。これにより、消費者から選ばれる店舗を実現するためのサポートを行います。
目的と活動
設立の背景
公衆衛生地域振興協会の設立目的は、現在の経営環境におけるサービス業の公衆衛生への取り組み姿勢を明確にし、経営者とスタッフが共に学び、発信することです。具体的な活動には以下が含まれます:
1.
スタッフへの教育
- スタッフが議論し、正しい知識を共有する場を設けることで、安心・安全なサービスの提供を図ります。
2.
情報発信
- 協会に参加する店舗の活動内容を伝え、地域全体の公衆衛生の向上に寄与します。
主な活動内容
協会は以下のような具体的な施策を展開します:
- 「感染予防基準第1級店舗」及び「感染予防管理士検定」の導入により、店舗の衛生基準を格上げする支援をします。
- 具体的なマネジメント手法を提供し、店内の衛生管理を強化していきます。
- 法人やスタッフ向けに感染予防に特化した講習やセミナーを定期的に実施し、知識の共有を図ります。
このような取り組みを通じて、協会は公衆衛生の普及・啓蒙に寄与するとともに、サービス業界全体のさらなる発展を目指します。詳しい情報や参加方法については、協会の
公式ウェブサイトをご覧ください。