新たな留学生支援
2025-02-05 16:22:51

大学共同海外入学試験とアクセスネクステージの新たな協業で留学生支援が強化される

大学共同海外入学試験とアクセスネクステージの協業



一般社団法人大学共同海外入学試験(以下、本法人)と、株式会社アクセスグループ・ホールディングスの子会社であるアクセスネクステージは、今月から新たに協業を開始しました。この協業は、特に中国における一次入学試験のプラットフォーム提供を通じて、日本の大学が円滑に外国人留学生を募集できるよう支援するものです。

1. 共同の目的と活動内容


本法人は、日本の大学が中国の受験生を対象に実施する海外現地入試の代行サービスを提供することを目指しています。具体的には、中国全土にある約600校の高等中学校と提携し、高い日本留学への熱意を持つ受験生を獲得するための土台を築きます。アクセスネクステージの強みを活かし、効率的な入試業務の運営を目指します。

受験生の日本語能力を正確に評価するために、本法人は信頼性の高い公的な日本語能力試験成績を活用し、合格者の総合的な学力を確保します。これにはJLPTやJTEST、日本語NAT-TESTなどの公的な試験が含まれ、さらに日本語による自己PR動画の評価も実施されます。このシステムにより、受験生の実際の能力を正しく評価し、入試業務の効率化が図られます。

2. 留学生募集の新たな手段


アクセスネクステージは、これまで多くの日本の大学と取引実績を持ち、国内最大規模の外国人留学生向け進学イベントを開催してきました。その経験を基に、本法人との協業により、留学生募集の新しい手段を大学に提供します。今年1月にはオンラインセミナーを実施し、各大学の担当者60名が参加しました。このセミナーでは、本法人の代表者が「中国現地における日本留学事情」について詳しく説明し、高い関心を集めました。今後、より多くの大学が本試験を導入することが期待されています。

3. 組織の概要


本法人は2024年7月に設立され、日本の八王子市に拠点を置いています。代表理事は王曙光氏であり、彼のもとで多岐にわたる教育機関との連携が進められています。また、アクセスネクステージも2009年に設立され、東京都渋谷区に本社を置き、採用支援事業と教育機関支援事業を展開しています。両者の協業により、中国からの留学生数の促進を実現し、各大学の留学生募集計画の実現に寄与することでしょう。

結論


今回の協業は、大学の留学生募集と入試業務の効率化を進めるための重要な一歩です。地域や回数を問わず、公平かつ客観的な試験が実施できる体制が整えられることで、日本留学を志す受験生にとって新たな可能性が広がります。今後、より多くの大学がこの仕組みを活用し、中国からの留学生を迎え入れる機会が増えることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社アクセスグループ・ホールディングス
住所
東京都港区南青山1-1-1 
電話番号
03-5413-3001

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