文化財に認定
2024-12-02 09:18:51

野沢温泉ロッヂ、国登録有形文化財に登録答申される

野沢温泉ロッヂの文化財登録



長野県の野沢温泉村にある「野沢温泉ロッヂ」が、国登録有形文化財として登録されることが決定した。このウィンターリゾートは、1969年に著名な建築家・吉阪隆正氏によって設計され、半世紀にわたりこの地を守ってきた。季節ごとに多様なアクティビティが楽しめる場として、観光客や建築ファンから高い評価を受けている。

野沢温泉ロッヂの魅力と特長



このロッヂの設計は、緑の屋根と独特のたまご型のドーム形の建物が特徴で、ゲレンデの近くに位置しているため、冬のスキーやスノーボード、夏のマウンテンバイクやSUPといった活動の拠点として日本中から人々が訪れる場所となっている。訪れる人々は、歴史的な建築物の中で野沢温泉の魅力を堪能できる。

オーナーの想い



野沢温泉ロッヂのオーナー、八尾良太郎氏は、「世界中を旅する中で、歴史的建築物が人々の生活の中に自然に溶け込んでいる文化を目の当たりにし、日本の名建築が失われる現状を残念に思っていた」と語る。彼がロッヂを引き継ぎ、良い建築物を保全し続けることで新しいストーリーを生み出し、次世代へと伝えていくことの重要性を強調した。オーナーは、吉阪隆正氏の設計図をもとにロッヂのリノベーションを進め、元の姿に戻す取り組みが評価されての国登録有形文化財登録答申に至ったことを喜んでいる。

野沢温泉企画の取り組み



「野沢温泉ロッヂ」を管理する株式会社野沢温泉企画は、「野沢温泉を世界が憧れる村に」というビジョンのもと、地域の文化と自然を持続可能な形で次世代に引き継ぐという使命を担っている。彼らは、地域の社会課題を解決するために村内外から人やアイデアを集め、必要な機能を補完するための施設改修や観光の通年化を図っている。多様なアクティビティを通じて、地域と外部の人材が協力し、持続可能な地域モデルを構築していく彼らの姿勢には、未来に向けた期待が感じられる。

アクセスと情報



「野沢温泉ロッヂ」へのアクセスは、北陸新幹線を利用し、飯山駅からバスで約30分。また、車でのアクセスも可能で、村内には駐車場も完備されている。宿泊者はもちろん、周辺でアクティビティを楽しむ観光客にとっても便利なロケーションだ。

さらに詳細な情報や宿泊の問い合わせは、株式会社野沢温泉企画のPR担当、上田亜依さんまで。

  • - メール: lodge@nozawa-onsen.co.jp
  • - 電話番号: 050-8890-6608
  • - ウェブサイト: 公式サイト

まとめ



「野沢温泉ロッヂ」の国登録有形文化財登録は、地域の歴史や文化を大切にしながら次世代に受け継いでいくための大きな一歩を示している。このロッヂが持つ魅力と戦略的な取り組みは、訪れるすべての人に新たな体験を提供してくれるだろう。


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会社情報

会社名
株式会社野沢温泉企画
住所
長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷9254
電話番号

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