新潟県柏崎市、新たに「バクラクビジネスカード」を導入へ

柏崎市が採用した新しい経費精算手法

新潟県柏崎市は、法人向けAIビジネスカード「バクラクビジネスカード」を導入し、自治体の業務運営に新たな風を吹き込んでいます。このカードは、経費精算業務の効率化に加え、セキュリティ面でも優れた機能を備えています。これにより、市職員が安心して業務を遂行できる環境が整います。

新潟県柏崎市の概要

柏崎市は1940年に設立され、その後「ものづくりのまち」として発展してきました。市内の事業者や行政は常に前向きな姿勢で新たな取り組みに挑戦し、地域の発展を目指しています。今回の「バクラクビジネスカード」の導入は、その取り組みの一環として位置づけられています。

経費精算業務の透明性を実現

「バクラクビジネスカード」は、独自の機能により経費執行の透明性を向上させます。具体的には、各職員のカード所有者設定により、誰がいつ何に使ったかを明確にすることができるのです。これにより、経費の不正使用を防ぎつつ、職員が必要な支出を迅速に行える環境が整います。特に自治体では、法令や予算に従った運用が求められ、市の会計管理者が支出の適正を確認する義務があります。この点においても、「バクラクビジネスカード」は大いに役立つでしょう。

不正利用防止機能がバックアップ

このカードは、公金の適正管理を求める自治体向けに設計されており、国内有数の不正利用防止機能を搭載しています。「決済先」「利用上限金額」「利用期間」「通貨」といった決済制限機能があり、これらを活用して利用シーンごとの適切な制限をかけることができます。さらに、利用後に即座に通知が届くため、不正利用を見逃す心配もありません。

AIによる経費精算の効率化

また、「バクラクビジネスカード」はAIを活用した経費精算プロセスを実現しています。領収書をスマートフォンで撮影してアップロードするだけで、AIが自動でカード利用明細と照合してくれます。この機能により、従来必要だった手間を大幅に削減し、スピーディーな経費の処理が可能です。過去の仕訳データを学習し、各自治体のルールに合わせた仕訳データを自動生成するため、一度導入すれば、使用するほどに業務が効率化されます。

柏崎市長のコメント

柏崎市の櫻井市長は、「SNSやオンライン会議などのクレジットカード払いが増えている中で、適正な利用管理ができるカード導入に関心を持っていました。特に、不正利用の防止を重視した結果、バクラクビジネスカードの導入を決定しました。今後、一部から利用を開始し、徐々に活用範囲を広げていく考えです」と語っています。