オンラインフリースクール「シン・ガッコウ Schorbit」正式公開
2025年5月1日、埼玉県上尾市に新たに設立されたオンラインフリースクール「シン・ガッコウ Schorbit」が正式に公開されました。この新しい教育機関は、主に高校年代(15~18歳)の不登校や通信制高校に在籍する生徒、あるいは高校を中退した学生を対象に、完全オンラインで質の高い学びとつながりの場を提供します。
シン・ガッコウ Schorbitの概要
「シン・ガッコウ Schorbit」は、不登校や中途退学の子どもたちにとっての新しい進学校の形を追求しています。このフリースクールは、オンラインを通じて学生同士を「シミュレート」し、リアルな学びの環境を提供します。特に、通常の進学校と同様の学びを実現し、難関大学への進学を目指す学生に最適ですが、アプローチは多様で、各生徒に合った方法を模索します。
Schorbitの主なサービス
1.
生活支援:
- 週4日、8:40から15:00までの生活リズムを設定。
- 安定した生活習慣の確立を目指します。
2.
学習支援:
- 個別最適化された学習プランと定期的な面談によって学力を養成。
- 最新の会議ツールやチャット、生成AIを活用し、個別指導を行う。
3.
協働課外活動支援:
- 自由な参加を促す課外活動で子ども同士の交流を支援。
- 強制的な活動ではなく、自発的なつながりを重視。
4.
進路支援:
- 大学入試対策やキャリア教育を並行して実施し、将来の道筋をしっかりとサポート。
誰が対象か?
「シン・ガッコウ Schorbit」は、大学への進学を希望する不登校生や通信制高校の学生だけでなく、どのような経済的背景を持つ子どもたちでも参加できるよう設計されています。月額15,000円(税込)というリーズナブルな料金体系で、入学金やその他の費用は必要ありません。全国どこからでもアクセスできるため、地理的な制約もありません。
設立の背景と使命
日本の教育現場では、少子高齢化に伴う課題が増加しています。不登校の生徒や高校中退者の増加は、社会全体に影響を与えており、将来を担う人材が失われる危険性も高まっています。代表である伊藤尭氏は、長年高校教師として多くの生徒を指導した経験を元に、不登校生を支援するための新たなフリースクールの設立を決意しました。彼は、「進学校のアップデート」というビジョンの下、教育の質を向上させるための努力を続けています。
シン・ガッコウの未来
今後の展望として、2026年1月のサービス開始に向けて、さらなるカリキュラム開発や環境整備を進めているとのこと。また、高卒認定試験のための対策動画や教育問題に関する情報をYouTubeチャンネルでも公開し、広く情報発信をする予定です。
相談受付中
シン・ガッコウでは今後の参加を希望する学生や保護者向けに個別相談を受け付けています。公式サイトやLINEを通じて、気軽に質問や相談をすることが可能です。教育に関する不安や疑問を解消するためのサポートが充実しています。もし興味があれば、ぜひ訪問してみてください。
日本の教育制度が変わりつつある今、シン・ガッコウ Schorbitは、困難な状況に置かれた若者たちに、明るい未来を切り拓くための一歩を提供します。彼らの知性とエネルギーを存分に発揮させ、21世紀の社続に貢献する存在に育てていくことを共に目指しましょう。