若手映画制作者への新たな挑戦
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が主催し、Netflixの協賛により実施される「VIPO Film Lab 監督コース」の参加者募集が始まりました。このプログラムは、国際的に活躍する映画監督を目指す若手クリエイターの育成を目的としています。
コースの概要と特徴
この「監督コース」は2025年3月10日から14日までの全5日間にわたり行われ、フランス国立映画学校(FEMIS)から講師として迎えられるブリス・コヴァン氏が指導を行います。コヴァン氏は、15年以上にわたり、フランスやアメリカで助監督として多くの映画作品に携わっており、その豊富な経験を基にした実践的な教育が期待されています。
参加者には、事前に準備された脚本に基づいて、俳優の演出や撮影を実施する機会が与えられます。このプロセスでは、スタッフや俳優とのコミュニケーションや演出技術に関する直接の指導が受けられ、また撮影した映像の講評も行われます。このプログラムは、参加者がリアルな現場での学びを通じて、映画監督として成長するための最大のチャンスです。
応募の要件
「監督コース」とは言えども、参加には一定の条件があります。応募者は映画企画を持っていることが求められ、商業映画の製作実績があるか、または監督した映像作品で評価を受けた経験が必要です。さらに、全5日間参加できることが応募条件となっています。
過去の参加者の感想
過去にこのコースに参加した方々からは、非常に多くの学びを得ることができたとの声が寄せられています。ある参加者は、「今までに無かった視点を得ることができ、熱意を持って接してもらえたことが嬉しかった」と振り返り、また別の方は「ブリス氏からの具体的なフィードバックが非常に役立った」と述べています。このように、実際に受講した人々からは高い評価が寄せられています。
申込方法や締切
参加希望者は、2025年2月20日までに申し込む必要があります。研修参加費は無料で、定員は4名と限られているため、早期の申し込みが必要です。プログラムの詳細はVIPOの公式サイトで確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてください。
この「監督コース」は、国際的な視野を持ち、映画業界で活躍したいと考える若手クリエイターにとって、まさに理想的なステップアップの場となることでしょう。VIPOとNetflixが協力し、次世代の映画監督を育成するこのプロジェクトに、あなたも参加しませんか?