MakinaRocksの上場準備
2026-03-16 13:38:42

韓国の産業AI企業MakinaRocks、コスダック上場に向け予備審査通過を発表

産業AI分野で急成長しているMakinaRocksが、韓国のコスダック(KOSDAQ)上場を目指すための予備審査を通過したことを発表しました。同社は、韓国取引所からの承認を受けて、主幹事証券会社である未来アセット証券と共に上場準備を進めており、2026年の上半期には新規株式公開(IPO)を実施する計画です。

MakinaRocksは、製造業に特化したAIソリューションを提供しており、これまでに100件以上の導入実績を持つ企業です。予備審査の通過は、同社の技術力と事業拡大のポテンシャルが資本市場から高く評価された結果と言えるでしょう。

さらに、同社は技術評価機関であるNICE D&BとeCredibleからA等級の評価を受け、総合評価はA-Aに達しています。MakinaRocksは2017年に設立され、初期にはApplied VenturesやLG、SK、NAVERなどがシリーズA投資に参加しました。その後もSamsung、POSCO、Hanwha、GSなど、名だたる企業を戦略的投資家として迎え、現在までに530億ウォン(約57億円)を超える資金を調達しています。

MakinaRocksの特徴として、戦略的投資家が顧客エコシステムとしても機能している点が挙げられます。SamsungやHyundai、Doosan、LG、GS、SKといったグローバル製造企業に対してAIソリューションを提供し、産業現場におけるAIの導入を促進しています。こうした実績の背景には、2025年の受注額が前年の2倍以上に増加したこともあります。

日本市場への進出も積極的に行っており、東京に日本法人MakinaRocks株式会社を設立しました。この法人は、東京都の海外企業誘致促進事業の支援を受けており、韓国で培った技術力を用いて日本の製造業のAIトランスフォーメーション(AX)を支援する方針です。

今後のIPOを通じて調達される資金は、同社のAIプラットフォーム「Runway」の高度化や日本市場を含むグローバル市場への事業拡大に活用される予定です。MakinaRocksの代表であるユン・ソンホ氏は、今回の審査通過について「産業現場での技術力と実績が評価された結果であり、これを糧にさらなる成長を目指したい」とコメントしています。

MakinaRocksは、2017年に設立された産業特化型のグローバルAI企業で、シリコンバレーにも拠点を持っています。2025年には虎ノ門に東京オフィスを開設し、現在約120名の社員の75%がAIを専門とするエンジニアで構成されています。顧客にはアプライド・マテリアルズやGS、LG、SK、サムスン、POSCO、ハンファなど、名だたるグローバル製造業があります。技術力は、CB Insightsや世界経済フォーラムによって高く評価されており、今後も成長が楽しみです。会社の詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
MakinaRocks
住所
港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
電話番号
03-4265-0120

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