三重の音楽と地域を結ぶ「イセテラスフェス2025」
三重県での音楽祭「イセテラスフェス2025」が、2025年4月5日に初の開催を迎えることが発表されました。このイベントは、ハイスピードボーイの主催のもと、地域の活性化を目的としており、多くのメジャーアーティストが参加します。特に注目されるのは、地元出身のアーティストが多く名を連ねている点です。
地元愛が生んだ音楽フェス
「イセテラスフェス2025」は、何といっても三重出身のアーティストたちが率いるイベントです。オトむしゃやかりゆし58、ベリーグッドマンなど、いずれも県ゆかりのアーティストが出演し、地元の人々の熱い応援を受けて、地域ふるさとへの感謝の気持ちを込めてパフォーマンスを行います。このフェスは、ただの音楽会にとどまらず、三重県民が一緒になって楽しむことで、地域の絆を深めるきっかけとなることでしょう。
開催のきっかけとは
このイベントのスタートには、ある深いストーリーがあります。バンド「オトむしゃ」のボーカルであるYu-kiさんが、余命一年のおばあさまに大きなステージを見せたいという願いを持って始まったことが背景にあります。おばあさまが亡くなった後も、地域の方々との絆を深めるべく、本フェスの開催に向けて動き続けています。このように、感動と共に生まれるこのフェスティバルは、音楽の力で地域を盛り立てることを目指しています。
フェスの理念と未来
「イセテラスフェス2025」は、三重県の出身者が結集した音楽イベントとして、地域活性化を掲げています。主催者や協賛者、出演者が全て県出身者で構成されており、地元の力を信じ、地元を愛する気持ちが込められたイベントです。さらには、このフェスが全国に三重県の素晴らしさを伝える第一歩となり、将来的には三重が音楽の街として認知されることを目指しています。
開催概要
日時: 2025年4月5日 14:00オープン、15:00スタート
会場: シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢 (伊勢市観光文化会館)
チケット: 前売券指定席 8,000円、当日券指定席 9,000円
地域の協力で実現したフェス
もちろん、フェス立ち上げには数々の困難が伴いました。協賛企業との調整やアーティストのブッキング、行政との連携が必要であり、多くの課題が山積みでした。しかし、地元のサポートや情熱が集まり、少しずつ協賛が決まっていったのです。その結果として、伊勢市の後援も得て、この夢は着実に現実のものとなろうとしています。
音楽を通じて成し遂げる地域活性化
「イセテラスフェス2025」は、単なる音楽イベントではなく、地域の人々の主体的な関わりを促し、地域の文化をさらに発展させるためのプラットフォームです。毎年の開催を目指し、「三重県と音楽の未来」を全国に向けて発信し続けていくことでしょう。
地元出身のアーティストたちが主催し、地域全体で作り上げるこのフェスティバルが、三重の新たな文化創造を生むことを期待しています。29年後には全国的に名高い音楽の拠点として、三重が輝くことを信じています。