飲食業のデジタル化、Okage Kioskの導入
飲食業界では、効率的な運営を実現するためにデジタルツールの導入が進んでいます。その中で、Okage株式会社が提供する「Okage Kiosk」が注目を集めています。最近、このシステムが株式会社大戸屋が運営する「大戸屋ごはん処経済産業省店」に導入され、完全キャッシュレスのセルフオペレーションが実現しました。
大戸屋ごはん処経済産業省店とは
「大戸屋ごはん処経済産業省店」は、経済産業省の職員と来庁者のみが利用できる特別な店舗であり、経済産業省が支援する飲食業界のデジタル化に向けた一歩とも言える存在です。この店舗は、Okage Kioskの導入により、前払い方式のキャッシュレス決済を提供し、スムーズなオペレーションを実現しています。
Okage Kioskの特徴
Okage Kioskは、iPadタブレット、プリンタ、決済端末の組み合わせにより構成されており、省スペースでの運用を可能にしています。大戸屋ごはん処経済産業省店で採用されたのはキャッシュレス版。これにより、客は電子マネー、クレジットカード、QRコード決済を利用して簡単に会計を行うことができます。
利用までの流れ
1. 商品を選択
2. 「会計をする」を押す
3. 決済手段を選択(電子マネー、クレジット、QR決済)
4. 決済を完了する
この手順により、客はわずかな時間で会計を終えることができ、待ち時間を大幅に削減することが可能です。
お弁当販売のモバイルPOSシステム
大戸屋ごはん処では、社員食堂のほかにランチタイムに経済産業省内でお弁当をワゴン販売も行っています。この際には、モバイルPOSシステムを活用しています。タブレットを用いて会計が行われ、QRコード決済で効率的に受け付けることができます。このシステムの強みは、移動が容易なため、電源やスペースに縛られず、どこでも販売が可能である点です。
Okage Kioskの多様な機能
Okage Kioskは、利便性の高い他機能も搭載しています。例えば、フリーレイアウト機能を活用することで、注文件のデザインを自由に設定できます。また、モバイルオーダーやPOSレジの売上をクラウドで一括管理することが可能です。さらに、多言語対応も施されており、日本語のほか、英語、韓国語、中国語にも対応しています。
今後の展望
Okage株式会社は、今後も「こだわりとおもてなしを輝かせる。」をミッションに掲げ、お客様に新たな体験を提供するための様々な取り組みを続けていく予定です。飲食店の省力化を支援しつつ、オンラインチャネルの強化や新しい顧客体験の創造に向け、さらなる革新に挑戦していくことが期待されています。
会社概要
Okage株式会社は、2009年に設立され、東京都中央区に本社を持ち、飲食業向けのDXプラットフォームの開発と運営を行っています。現在も様々なサービスを提供し、飲食業界におけるデジタル化の推進に貢献しています。