ヘリウムガス回収開始
2026-05-03 14:00:31

岡山大学と香川大学が共同でヘリウムガスの回収を開始し研究推進へ

2026年5月3日、岡山大学と香川大学は、共同でヘリウムガスの回収を開始することを発表しました。この取り組みは「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」として進められ、地域の研究大学としての特色を活かした重要なプロジェクトです。

今回のプロジェクトは、岡山大学が主導する「中四国・播磨HeReNet」に基づいて行われ、3月23日に香川大学、27日に惑星物質研究所を訪問することでスタートしました。このネットワークには6つの機関が参加しており、ヘリウムガスの回収を通じた協力体制が確立されています。

ヘリウムは近年、需要が高まる一方で価格が上昇しており、特に地方大学にとっては経済的な負担となっています。香川大学の佐藤教授は、この取り組みが地方大学の財政負担の軽減につながることを強く期待しています。また、惑星物質研究所の薛教授も、ヘリウムが限りある資源であり、国際情勢による供給不安定性の問題を解決するためには、再利用が不可欠であると述べています。

このヘリウム回収のプロセスでは、核磁気共鳴装置(NMR装置)からヘリウムガスを回収し、専用のガスバッグを使用して運搬されます。岡山大学からは、圧縮機やガスバッグが供給され、参加する研究者たちは実際の回収作業を行います。ヘリウムガスが満杯になったガスバッグは再び圧縮され、ボンベに回収されます。このプロジェクトは、予想よりも早く進行しており、地域の研究機関の連携による相乗効果が期待されるところです。

特に、岡山大学は地域中核の研究大学として、ヘリウムガスリサイクルの取り組みや人材育成プログラム(HeliSET)の開発を進めています。このような取り組みは、液体ヘリウムの供給の安定化や経済安全保障の維持にもつながります。

これからも岡山大学とその連携機関が推進する「中四国・播磨HeReNet」プロジェクトは、地域の研究力の向上だけでなく、学際的なイノベーションの創出にも寄与することでしょう。これらの取り組みにより、より持続可能な未来へ向けた研究環境が整備されていくことが期待されています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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