サステナビリティ推進
2025-06-24 13:23:42

野村不動産、再生可能エネルギーによる居住用物件のサステナビリティを実現

野村不動産が目黒で新たなサステナビリティに挑戦



野村不動産プライベート投資法人(以下、NPR)は、東京・目黒に位置する居住用物件「プライムアーバン目黒リバーフロント」において、一棟全体で再生可能エネルギーの利用を開始しました。この取り組みは、NPRにとって初めての試みであり、持続可能性を推進する一環として意義深いものです。

取り組みの背景と目的



NPRは、長期的な投資主価値の向上を考え、サステナビリティに注力する必要性を強く感じています。今回の取り組みは、物件全体の消費電力を把握し、それを再生可能な形で供給することを目指したものです。特に、従来の賃貸マンションでは、各住戸の電力契約が個別に行われているため、全体の利用状況を把握することは困難でした。この課題を克服するため、レジル株式会社と連携して一括受電サービスを導入しました。

一括受電サービスの仕組み



この一括受電サービスは、建物所有者が高圧電力を調達し、それを低圧電力に変換して入居者に供給するというものです。このサービスを採用することで、NPRは全体の消費電力を正確に把握することができ、さらには再生可能エネルギーへの切り替えも実現することができます。また、入居者にとっても電気代の削減が期待されるため、経済的なメリットも大きいと言えるでしょう。

入居者の同意取得



しかし、このサービスの導入には全46戸の入居者からの同意が必要でした。NPRは、入居者に対してこのサービスの利点を丁寧に説明し、合意形成を進めました。その結果、全住戸から同意を得ることに成功し、これにより、居住用物件の一棟全体での再生可能エネルギー利用が実現しました。

未来に向けたビジョン



今後もNPRは、サステナビリティへの取り組みを一層進め、地球温暖化への対策や持続可能な社会の実現を目指します。また、NPRは2022年に「再エネ100宣言 RE Action」に加盟し、より進んだ取り組みへと舵を切っています。環境にやさしい不動産投資運用を模索し続けることで、投資主にとっても価値がある選択肢を提供していく所存です。

おわりに



野村不動産の取り組みは、単なる電力の切り替えにとどまらず、地域や社会全体にポジティブな影響を与える可能性を秘めています。サステナビリティを意識したリアルエステートの運営は、今後の不動産市場においても重要なテーマとなるでしょう。今後の動向に注目していきたいものです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
野村不動産ホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿新宿1丁目26番2号
電話番号
03-3348-8878

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。