福井県あわら市での初夏のフルーツパーラーで感じる地域の絆と魅力

2025年6月21日と22日、芦原温泉駅近くの商業施設「アフレア」で開催されたイベント「初夏のフルーツパーラー」では、地域創生高校生ライターとして初めての取材に臨みました。スイーツ愛好家である私にとって、フルーツパーラーは特別な響きを持っていましたが、緊張感も伴いました。しかし、会場に足を踏み入れた瞬間、甘い果物の香りと多くの笑顔に包まれ、心が軽くなるのを感じました。

地元フルーツが主役のパーラーの魅力

このイベントの目玉は、あわら市で収穫された新鮮なフルーツを使用したスイーツの数々です。中でも「カメハメハ大農場」のフルーツスムージーは特に注目を集めていました。暑さが厳しい日だったこともあり、メロンとスイカを使ったスムージーは最高のご褒美になりました。他にも、フルーツゼリーやカットメロンなど、暑さを忘れさせてくれるスイーツが勢揃い。特にスイカスムージーは、さっぱりとした口あたりが大好評でした。

また、特定非営利活動法人ピアファームは、農業を通じて障害者の就労支援を行っており、地元の梨を使ったジュースも販売していました。こしのある甘さと爽やかさが絶妙に融合したジュースは、地域貢献の意義を改めて感じさせてくれました。

来場者の声を聞いてみよう

取材を進めながら、勇気を出して来場者の声に耳を傾けました。「子どもが『また行きたい！』って言ってくれて、来てよかったなって思います」と話すのは、あわら市に住むお母さん。「旬のフルーツをこの時期に楽しめるなんて！子どもも喜んでくれた」と微笑む家族の姿も見受けられました。参加者の皆さんの笑顔が、取材の緊張を和らげ、楽しい時間へと変えてくれました。

生産者の熱い想い

会場で農家の方とお話しする機会があり、彼らの想いも印象的でした。「私たちはあわら市の特産品を使って、来場者の皆さんに喜んでもらいたいと思っています」と語るのはカメハメハ大農場の農家さん。「地域の大学生ともコラボレーションを計画しているので、これからもどんどん楽しい商品を提案していきたい」と未来への希望を語ってくれました。地域の人々が一丸となって自分たちの土地を盛り上げていく姿は、感動的でした。

高校生目線で発信する地域の魅力

このイベントは、スイーツ好きの私だけでなく、家族連れやカップル、友達同士など、多様な世代が楽しむことができる空間でした。高校生という立場だからこそ、地域の魅力や人々の温かいつながりを強く感じることができ、自分の言葉で伝えていきたいと心に決めました。「大人っぽいけど、どこか素朴さを感じる、あわらの魅力」を、これからも発信し続けていきたいです。